石川雄洋はチームの救世主になれるか問題

 ここ数日、各種負け方を披露しているベイスターズさん。完封負け、大敗、ミスによる惜敗。本日はシーソーゲームでの惜敗でした。勝ちきれぬなあ。

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  先発はバリオス投手で5回までパーフェクトピッチング。4回表に柴田選手の2ラン本塁打で先制するも、6回に坂本選手に2ラン本塁打の被弾でリードを吐き出してしまいます。

 7回表にバリオス投手に代打で石川雄洋選手のヒット(記録は1ヒット1エラー)。これを皮切りに連打で2点リードとなります。しかし、7回裏に三嶋投手が2死からランナーを2人出してしまい、タナケン投手に交代。しかし左の大城選手に四球を出してしまいます。ここで三上投手に交代。陽選手、宇佐美選手に2ベースを打たれ、逆転されてしまいました。

 8回表に1点取りましたが、試合はそれまで。勝てる試合を勝ちきれなかったですね。

 ポイントは7回裏だと思います。三嶋投手がイニングを投げ切れなかったのも、痛い。もちろん三上投手がランナーを吐き出してしまったのは一番痛い。でも、ワンポイントのタナケン投手には、なんとかしてほしかったなあというのが私の感想です。上位に回してしまいましたからね。

 7回裏の投手起用は2016年のヤマヤス投手が不調時に1イニングを何人かの投手でつないで抑えきったこともありましたし、いつも通りの戦略だったと思います。

 ただ、ちょっと気になるのはラミレス監督のコメントです。

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 ラミレス監督のコメントになんとなく焦りを感じているように見えるのは私だけでしょうか。

 2016年も2017年も7月は勝ち越していたんですよね。昨年は7月1日に桑原選手の逆転満塁本塁打が飛び出しました。この時期にはチームの戦い方が定まっていたんです。しかし、今年はどこかフラフラしています。

 やっぱりロペス選手の負傷が理由となってしまう。打線の柱の一つであるのと同時にチームの精神的支柱でもありますもんね。

 石川雄洋選手の1軍昇格はチームの精神的支柱になってほしいからなんじゃないですかね。

 本日の試合では逆転の口火を切るヒットと犠打を決めています。三上投手が打たれてしまったあとにはマウンドに行って、ケツをたたいてました。

 内野陣のなかではチームの中で一番のベテランですからね。大和選手は移籍1年目だし、宮崎選手はそういうキャラでもないですしね。

 ロペス選手が帰ってくるまで。いや、できることならシーズン終盤まで。筒香キャップの補助役として、精神的にも成績的にもチームを鼓舞して引っ張ってくれたらいいなあと思います。今のチームの特効薬って、もしかしたら、もうそれしかないのかもしれない。

 あと9回表、うちのクリーンアップがマシソン投手に全員三振だったのが痛いなあ。こういうの、次につながっちゃうんですよね。どうにか、悪い流れを断ち切ってほしい…だよー。

7月3日 東京ドーム(ビジター)

De5-6巨人

敗戦投手 田中健 (0勝1敗0S)

本塁打 柴田3号(4回表2ラン)※Deのみ