今の今永昇太は昔の今永昇太に戻ることができるのか問題

 さあ、DHがある交流戦ビジター試合です。先発は今永投手。5番に佐野恵太選手。8番には山下幸輝選手とベイスターズさんはスタメンをガラリと一新してゲームに臨みました。

  先に問題の今永投手の話から。ストレートはよかったように見えましたが、変化球のコントロールが甘かったように見えました。被弾の3本中2本は変化球。もう1本はストレートを柳田選手に思いっきり引っぱたかれました。

 コントロールが悪くても抑えられる投手はいっぱいいます。それこそ、エスコバー投手や三上投手、三嶋投手なんかもそうですかね。今永投手、ボールのキレがいまいちよくないように感じます。

 今永投手は今季開幕前に肩の違和感で1軍離脱。4月途中から復帰しましたが、らしいピッチングがまだ見られません。

 ルーズショルダー気味という話をききますね。どこか、肩を守りながら投げようとしているのかもしれませんね。ピッチングに躍動感が感じられないように思えます。

 肩にしろなんにしろ、関節系のケガの完治って難しいと思うんです。どこか悪いところがあると、それを違う関節がカバーするような動きになってしまう。TBS系「S-1」で松坂投手が投球中に首が動く動作をしていたことを指摘した野村克也さんは「肩を悪くした投手は肩を守ろうとしてああいうクセが出る」とおっしゃっていました。 

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 ラミレス監督はもう1度、今永投手の登板を予定しているみたいですね。1軍で修正してもらう方向なんですかね。吉と出るか凶と出るか。

 もう1点、気になったこと。ソフトバンクの工藤監督が6,7回に細かい継投に出ましたね。6回に勢いづき、下位打線から上位につながる局面でした。間合いをとりながら、筒香選手の前にランナーを出さないようにしようとしたのだと思います。

 実際に8回は宮崎選手から始まることに。宮崎選手がランナーに出て、筒香選手の本塁打でも2得点。大量点には結び付きづらい。このへん、工藤監督は1枚上手だなあと思いました。

 先発は今永投手。5番に佐野恵太選手。8番には山下幸輝選手とベイスターズさんはスタメンをガラリと一新してゲームに臨みました。

  多分、このスタメンってラミレス流のゲリラ戦、奇襲のつもりだったんじゃないですかね。千賀投手はなかなか打てないと踏んだのではないでしょうか。しかし、佐野選手の1発はありましたが、大量得点には至りませんでした。

 ソフトバンクさんは強いですけど、現状、昨季の日本シリーズと比べると付け入るスキはありそうです。なんとか、1勝はあげてほしい…だよー。

6月1日 ヤフオクドーム(ビジター)

De2-6ソフトバンク

敗戦投手 今永 (0勝3敗0S)

本塁打 佐野1号(2回表ソロ)※Deのみ