両先発が荒れ気味で、乱打戦。最初はどうなることかと思いましたが、ベイスターズが押し込んで勝つことができました。勝パ負けパ、ベンチに入ったすべてのリリーバーが勝負を左右するんですね。リリーバーの層で勝てた試合だったとも言えるのではないでしょうか。
とはいえ、本日はなんといっても打線ですね。高城選手以外のスタメン野手が全員安打。見事に打ち勝ちましたね。特に我らの梶谷選手が6打数5安打2本塁打。最高の働きをしてくれました。
今季の梶谷選手はバッティングフォームを変えました。バットを立てる姿勢は宮崎選手に似ているという声があがっていますね。左脇を締めているのも今季の特徴です。そのフォームがどうして確実性を増すのかはよくわかりませんが、梶谷選手の中でなにかあるんでしょうね。タイミングがとりやすいのかな。お友達で前年首位打者だった宮崎選手にいろいろアドバイスを受けたんですかね。
梶谷選手のブレイクといえば2013年8月。記憶に新しい人もいるかと思いますが、1か月で.407、8本塁打、22打点という大活躍でベイスターズファンの度肝を抜かれました。私が言いたいのは、このとき、打率も高かったということ。2014年7月も打率.368を記録しています。
問題はぎっくり腰やら夏場にやせる癖やら、もろもろひっくるめてスタミナですよね。どこまで好調がもつのか。ヒーローインタビューでも話していましたけど。
それともう1点、前述の報知新聞内でのコメント。
「追い込まれてから(の打ち方)はモデルチェンジした」
これがどこまで通用するのか。
確かにこれまでよく2ストライクを取られてから”やる気のなさそうな空振り”をすることが多かった梶谷選手。
今季、この空振りがあまり見られなくなってきましたね。今までは2ストライク後に外角低めの変化球にあっさりとつられてしまっていたのですけど、うまくカットしたり、ボール球をしっかりと見送っています。
先のことはわからないので、なんとも言えないのですが、もしかしたら、今季の梶谷選手はもう1段階ステップアップしてくれるような気がします。というか、してほしいし、してもらわないと困るし、身体能力から考えたら、こんなところで終わる選手ではないん…だよー。
いきなり、全く関係ない話をしますけど、本日、一番印象に残ったのはは田中浩康さんがタイムリーヒットを打った時、ヤクルトファンの方が拍手を送っていたシーン。浩康さんはヤクルトファンから愛されているなあ。愛すなあ。ベイスターズファンも愛していきましょうね。
ベイスターズさんは連勝を続けていきましょう。早く団子状態から抜け出してほしい…だよー。
5月24日 明治神宮野球場(ビジター)
De14-5ヤクルト
勝利投手 三嶋 (3勝0敗0S)
本塁打 梶谷4号(6回表2ラン)、ソト4号(6回表ソロ)、梶谷5号(9回表ソロ) ※Deのみ