筒香嘉智の「えっ、急に?」問題

  昨日は突発の仕事が入って、全然時間作れませんでした。仕事しながら横目でちょいちょい試合は観てましたけどね。

 それにしても、急になんていう試合をしてくれるんでしょうね。競争原理が今になって働き始めたっていうところでしょうか。外野手争いは類を見ないほどに熾烈です。

  20日の試合に関してはなにはなくとも筒香選手ですね。1試合3本ですか。びっくりしました。「えっ、急に?復活したの?」感が否めないですね。

 特に、低めの変化球をライトスタンドに叩き込んだっていうのが大きいですね。

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 看板にぶち当てるライト方向への本塁打を見て、ほぼ、復活と言っていいのかなと思いました。あれが筒香選手の基本形。テレビ東京系「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」でも中畑さんが似たようなことを仰ってましたね。

 ただ、急すぎません?阪神3連戦で13打数1安打だった人が、巨人3連戦では11打数7安打で本塁打5本だっていうんですから。阪神戦のときは、空振りをした後、軸足が完全に浮いちゃってたんですもん。「前に突っ込んでる」ってやつですね。スイングを見失っていた。

 筒香選手って昨年もこの時期に調子を落としていて、どうしたのかなあと思っていたところ、「FOR REAL」ではケガをしていたと判明。今回も同じような感じだと思っていました。休み休みゲームに出て、徐々に復調していくのだろうなと。

 それが急にだもんなあ。なんだこれ。と、口をぽかんと開けていたら、ふと思い出したことがあります。

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中軸を打つロペスに関しても然り。8月、30打席連続ノーヒットと極度の打撃不振に陥った助っ人を、先発から外すことなく復活を待ち続けた。自らの経験に重ねて「スランプの後には爆発がある」と見抜き、5番から3番にまさかの“昇格”。下位に落とすセオリーとは異なる配置転換を断行すると、その後の4試合で16打数11安打2本塁打と文字通り“爆発”、読み通りに劇的な復調へと導いた。

 2016年のロペス選手の不調時。その年の「FOR REAL」では小川コーチがステップについての指摘をしていましたね。ステップと打順変更。これが2016年のロペス選手が復調へと導いたキーワードだったのだと思います。

 これ、今回の筒香選手の復調と重なりますね。

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 阪神戦から4番に打順変更し、巨人戦からオープンスタンスの角度を広げました。多分、これなんでしょ。復調の理由は。投げやりな感じで言ってみましたけど。

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 それにしても急だわ。そんなことってあるんですね。「スランプの後に爆発がある」。これ、多分、試験に出るので、覚えておきましょう。 

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 さ。この勢いで次のカードも勝ち越しましょう…だよー。 

 

5月20日 東京ドーム(ビジター)

De10-2巨人

勝利投手 ウィーランド (1勝2敗0S)
本塁打  筒香9号(1回表2ラン)、筒香10号(4回表ソロ)、梶谷3号(5回表2ラン)、ロペス14号(7回表ソロ)、筒香11号(9回表ソロ)、宮崎7号(9回表ソロ)※Deのみ