ホセ・ロペスのバッティングの型問題

 雨の中で観戦されたベイスターズファン、及びスワローズファンの皆様、お疲れさまでした。

  本日の試合に関しては初回に3点取られてしまいながらも、すぐに3点を取返し、3回には追加点をとれた。これが勝因だったと思います。まあ、そのままのことを言ってるだけなんですけど。

 両先発とも、むしろ両チームとも状態がいいとは言えない。しかも雨が降っているから早めに点を取っておきたい。ベイスターズサイドからしてみると、ヤクルト・小川投手のコントロールが荒かったのでボール球には手を出さないようにした。好球必打で点をとれた。そんなところじゃないですかね。

 前日の試合。11回裏に登板したのはヤクルト・松岡投手の回跨ぎ。センターバックスクリーンよりちょいレフト側から観戦していた私から見ると、ベイスターズ打線はコントロールに苦しんでいた松岡投手を助けるように低めのボール球に手を出してしまっていたように感じました。焦りがあったんじゃないですかね。

 焦らずに好球必打で点を取る。文字にしたら15字以内で済んでしまいますが、簡単にできることではありません。が、長らく野球を続けているプロの選手であれば、できないことではないはずです。

 話が変わりますが、2016年までのロペス選手は好不調の波が激しい選手でした。2017年はそんなに波がなかったですね。今季に関しては、序盤はポップフライが多かったものの、今のところは順調にヒットを積み重ねています。

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 ロペス選手は真ん中から外角高めを得意としています。基本、ドアスイングであることから内角は苦手なようです。そのため、内角は全部ファールにして、得意なコースを待つ。これがロペス選手のバッティングの型のようになっている。私はそう見ています。

 厳しい内角を攻められても、ステップは真っすぐ。窮屈そうにしながらもなんとかボールには当ててファールにする。得意なボールがやってくるまで、ひたすら待ち続ける。この型を変えずにいることがロペス選手がロペス選手である所以なのではないでしょうか。ついつい外角低めのスライダーに引っかかってしまうのがタマにキズですが。

 自分に型がある選手は強い。ズレを感じたら修正をするだけでいいんですもの。

 

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 ベイスターズさんも、勝ち方の型が見つかるといいなあ。

 来週は鬼門の今季未勝利阪神戦。まずは1勝してほしい…だよー。

5月13日 横浜スタジアム(ホーム)

De10×-3ヤクルト(7回コールド)

勝利投手 三上 (1勝0敗0S)

本塁打  宮崎5号(1回裏2ラン)、ロペス11号(3回裏2ラン)、柴田1号(5回裏2ラン)