2番、ネフタリ・ソトと外野手争い問題

 前日とうって変わって、ベイスターズが大量得点を獲得しました。序盤3回までに9得点。最大点差8点差。しかし5点差まで詰められてしまいました。今日のような展開であれば2桁点差で虫の息にするくらい打ち込んでほしかったというのが私の希望です。今後の試合もあるんでね、それくらいの印象を植え付けたかった…

  まあ、それはそれとしてです。とにかく本日の試合の大きなトピックとなったのは2番ソト選手の起用でした。

 まず、外国人枠の争いから這い上がり、ソト選手が外野手争いに参戦したというのが1つのポイント。そしてもう1点。これまで2番打者には大和選手を起用していましたが、ソト選手の起用で今回の試合は攻撃的な野球にシフトチェンジをしたという意味もあります。

abematimes.com

 これからラミレス監督が攻撃的野球に完全シフトするかというと、疑問が残るというか、今日だからそうしたんじゃねーかと思ってしまいました。陽射しの強い横浜スタジアムのデーゲーム。もう一度、前日のような試合展開になりかねない。ならば、序盤から強打者を並べて、打ち勝つ展開に持ち込もう。そういう意図があったのだと思います。

 例えば、相手先発が巨人・菅野投手や阪神メッセンジャー投手であれば、「1点で勝負が決まる」という判断をして、2番大和選手に戻すような気がします。昨年も2番を梶谷選手にしたり、柴田選手にしたりと、そのときの状況でスタメンを変えてましたしね。

 そして、外野手争い問題。守備では桑原選手が群を抜いています。バッティングでも調子を戻してきています。しばらくは桑原選手の起用が続きそうです。

 あとはライト。神里選手は盗塁ができるのがストロングポイント。前日の試合では本塁打も放っていますが、ストレートにはまだちょっとついていけていないかも。梶谷選手はまだ本調子ではなさそう。乙坂選手は上記選手と比べると、決め手に欠ける。

 そこで現れたのがソト選手。リーチが長いので外の変化球に強そうですね。インコースも肘を上手に折りたたんでレフト前に持っていける力がある。リストは強そうだけど、ライナー性の打球が多い中距離型のバッターのような気がします。ソト選手の情報(配球とか攻め方とか)がまだ少ないんで、相手チームもちょっと困惑するんじゃないでしょうか。

 来週はマツダで広島戦とハマスタのヤクルト戦ですか。来週くらいまではソト選手を2番で使うような気がします。どれだけこの活躍が続くかわかりませんけどね。

 とりあえず勝ちは勝ち。このままいい流れがくるといいなあ…だよー。

5月6日 横浜スタジアム(ホーム)

De12-8巨人

勝利投手 京山 (4勝1敗0S)

本塁打 ロペス9号(1回裏2ラン)、ソト1号(3回裏ソロ) ※Deのみ