ベイスターズさん、あと1本が出ない問題

 こういう試合が勝てれば、チーム全体が乗れたのだと思います。相手チームが何度かミスをしてくれたにも関わらず、つけこめきれない。相手先発が菅野投手だったので、「負けないだけよかった」という見方もあるかもしれませんが、私は「”攻め切れない”のが今のチーム状況なのかな」と感じました。

  ベイスターズの先発・石田投手は序盤から飛ばしていましたね。今までの今季登板はリズムに乗り切れずに降板することが多かったですが、本日の試合では初回からテンポがよかったです。「ポンポンとアウトにしていこう」っていう気概みたいなものを感じました。コーチになんか言われたのかな。

 相手先発の菅野投手は調子がよさそうでしたね。ストレート、フォーク、スライダー。どれもよくて、ベイスターズ打線を手のひらで踊らせてるようなピッチングでした。

 投手リレーとなった後も両チーム、決め手に欠けました。巨人さんは立岡選手のバント失敗やゲレーロ選手の盗塁失敗など、ポイント、ポイントで自滅していたんですが、ベイスターズさんはもう1本のヒットが出ずに引き分けとなってしまいました。

 ホームゲームなのでサヨナラ打となれば「劇的」となったんですけどねえ。「劇的」試合が作れれば、チームは乗れると思ったんですけどね。

kajiwaradamono.hatenablog.com

 12回裏。2死で神里選手が放ったボールはセカンドへ。吉川選手が放ったボールがわずかに逸れてファースト・岡本選手はベースから離れて捕球してしまいます。そこで現れた次の打者が桑原選手でした。ここで桑原選手がサヨナラ打を放ったら、ヘルメットを高く上げて、エビぞりしながら喜ぶんだろうなあ。そう思ったのですけど、で、実際、ヒットを打ったのですけど、当たりが良すぎたのと、巨人外野陣が後ろに守っていたので、ホームまでは返ってこれませんでした。

 惜しいなあ。あそこで、返ってきてたらチーム全体が盛り上がったのになあ。

 

 多分、もう少しなんですよね。12回裏のベンチの雰囲気、よさそうでしたし、次は、勝ちましょう…だよー。

5月4日 横浜スタジアム(ホーム)

De0-0巨人