飯塚悟史は今後、我慢のピッチングができるのか問題

 ベイスターズの日本一を止めたのは、ソフトバンク内川聖一選手。ベイスターズを8連勝で止めたのは巨人の山口俊投手でした。

 しかも、本日は飯塚投手が故郷・新潟での先発。勝利投手の権利を有したまま、マウンドを降りました。ところが、エスコバー投手の被弾で逆転負けを喰らってしまいました。

  本日の先発、飯塚投手は立ち上がりからあまり制球がよくありませんでしたね。5回2/3で与四球2でしたが、スライダーがすっぽ抜ける場面をよく見ました。中に入ってくるボールも多かったですね。ゲレーロ選手に3回表に本塁打を打たれたあたりから、立ち直りそうな気配を感じましたが、4回以降も「これはナイスボール」と思えるようなボールが少なかったように思えます。巨人打線のミスショットが多かったのではないでしょうか。

 2-1、1点リードの6回。2死まで仕上げた飯塚投手でしたが、岡本選手にヒットを打たれた時点でエスコバー投手に交代。亀井選手の2球目のストレートを被弾されてしまいました。1,2,さーんで打たれた感じがしましたね。

 元々、荒れ球でストレート押しのエスコバー投手。特に代わり端は高めにボールが浮くことが多いように思います。勝負強い亀井選手のことですから、狙っていたのかもしれません。

 2死ではありましたが、「亀井選手は嫌だなあ」と思ったのは私だけではなかったと思います。多分、ラミレス監督にもそんな予感を感じていたのかもしれません。

 この継投はなんとも言えんですね。飯塚投手の球数は78球。でも、制球はあまり定まっていない。前日も翌日は休みなので、リリーフを投入してもいいだろう。「ピッチャー、エスコバー」。言ってしまうかな。言ってしまうよなあ。

 この試合のポイントはもう一点。3回表の連打でもう1点がとれなかったこと。佐野選手が山口投手の抜けたフォークを見逃したこと(カウントはボール)。いや、ボールなのでいいんですけど、山口投手を打ち崩すチャンスは3回くらいまでだと思うんです。あれを打てなければ勝てない試合なんですよ。

 だって、あれはもう2016年の山口投手だもの。あのころ、山口投手が先発で中盤越えたら、ハマスタで「あ、もう、今日は勝ったわ」って私、つぶやいてたもの。あの投手、150球くらいは投げられるもの。

 チャンスの極端に少ない試合って、あるんですよね。その勝負どころで打てなかった。守れなかった。だから負けたんです。人生もチャンスが多そうで、実は少なかったりする。野球の試合は人生に例えられるのではないかと思ったのですが、それは言い過ぎかもしれません。

 故郷に錦を飾れなかった飯塚投手。今日みたいなピッチングだったら、飾れなくてもいいじゃないかと思うんです。制球で勝負した堂々としたピッチングをして、飾りましょうよ。新潟で登板する機会はなかなか少ないかもしれませんけど、まだあるかもしれない。

 本日は乗り切れなかったから降板したんです。我慢をすればリズムに乗れるチャンスがあるかもしれないし、ないかもしれない。それでも我慢のピッチングをすることでそのうち勝てるようになる。それこそ2016年序盤の今永投手。あのころ番長も今永投手に言ってたもの。「今日みたいなピッチングをしていれば、そのうち勝てる」って。今後、悪いときに我慢のピッチングができるかどうか。飯塚投手がステップアップするには、その壁を乗り越えなければならないと思うのです。

 とにかく連勝はいつか止まるもの。トゥモアナ…だよー。 

4月17日 HARD OFF ECOスタジアム新潟(ホーム)

De2-3巨人

敗戦投手 エスコバー (0勝1敗0S)