山崎康晃は1球ずつやっていく投手なのではないか問題

 東京ドームのレフト立ち見が好きなのです。

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  野郎どもの負の掃き溜めのような空間。反骨精神という名のマグマ溜まりのような空間。その空間が昇華されるのはチャンテの「読売倒せ」と1つの勝利。

 なぜ、こんな空間が生まれてしまったのでしょうか。勝手に想像するに、こういうところから始まっているのではないでしょうか。

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 被弾した投手はベイスターズの山口俊投手でした。その山口投手が本日、巨人のマウンドにあがりました。

 ベイスターズの先発は飯塚投手。初回四球、死球と最悪の立ち上がりでしたが、なんとか0点に抑えると、以降5回0失点というピッチング。ベイスターズは倉本選手のタイムリーで先制しました。

 

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 私、この試合もレフト立ち見で見てたんですけど、雰囲気がおかしかったです。勝った後は通路でハイタッチの連続。そうだ。このときも倉本選手がライト線に同点タイムリーを打ったんだった。

 話を戻します。というか、レフト立ち見の観戦なので細かいところはわかりません。ただ、ポイントは長野選手に逆転2ランを打たれた後の8回表だったということは肌で感じました。

 マウンドに上がったのは巨人・上原投手。球場全体のムードが巨人サイドに傾きつつありました。そのとき、ベイスターズの応援団の人は「上原投手登板で巨人サイドに流れがいきつつありますが、もう一度大きな声で応援しましょう」的なことをおっしゃってました。レフトスタンドの声量が上がっていきます。そこからの連打。流れを引き戻しましたね。

 後から知ったのですが、本日、パットン投手は夫人の出産立ち合いで登板がなかったんですね(デマじゃないよな)。チャンスで井納投手が打席に入って回跨ぎをしたのは驚きました。よく投げましたね。

 最後は抑えの切り札ヤマヤス投手です。1点差で巨人サイドは上位打線が迎え撃つ場面。祈るような気持ちで東京ドームの後ろの後ろから見ていました。

 ベイスターズの抑えというと大魔神佐々木主浩投手が思い出されます。98年は絶対的の抑えとして君臨していました。ササキがマウンドに上がれば大丈夫。チームもファンもそう思っていました。

 ヤマヤス投手は違うと思うんです。佐々木投手のような絶対的フォークがあるわけではない。1球ずつ丁寧に、一生懸命投げる。それをファンが後押しする。そんな抑えなんじゃないかなあと思っています。

 本日の勝利でヤマヤス投手は100セーブ。おめでとうございます。これからも宜しくお願いします。これからも1球ずつ、1人1人、魂を込めて投げ込んてほしいなあと思います。

 あ、本日の東京ドームのレフトスタンド立ち見は昔より大人しい感じに見えました。時代の変化を感じましたね。 

 とりあえず、巨人戦1勝。昨年はあまり相性がよくなかったので(9勝15敗1分)、大きな1勝…だよー。

4月10日 東京ドーム(ビジター)

De4-3巨人

勝利投手 井納 (1勝0敗0S)

セーブ 山崎(0勝0敗4S)

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