阪神戦初戦を落とすのは結構痛いよ問題

 4月4日。桜の花も葉桜に様変わりしましたね。ところで、ベイスターズは春先が勝てません。スタジアム観戦組もモニター観戦組もイライラが募った試合だったのではないでしょうか。

 飯塚-小野両先発で始まったこの試合。コントロール勝負の投手戦となりました。2回にセーフティスクイズでの失点はまだ「仕方ない」「勝負はまだまだ」と思えました。5回は2アウトからの失点。阪神・高山選手に粘られた上で2塁打を打たれてしまったのは、痛かった。まだ若い飯塚投手の今後の課題となると思います。

 ただ、飯塚投手の6回2失点はまずまず。責められません。

 なかなか相手投手陣を打ち崩せなかった攻撃陣に問題がありました。それでも、1試合に1回はチャンスが必ず巡ってくるものです。

 それは8回裏。大和選手のヒットからつながり、神里選手のタイムリーで1点。1点差に追い詰めつつも、1アウト2、3塁で桑原選手がどん詰まりセンターフライ。筒香選手は見逃し三振でした。最低でもあと1点取らなくてはならない場面。3塁宮本選手、2塁神里選手と足の速い選手がランナーだったので、バウンドの高い内野ゴロでも、同点には持ち込めたはずです。

 マテオ投手の球威と気迫に負けたようなシーンに見えました。負けた理由はここにあったように思えます。

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 シーズン当初からラミレス監督は阪神を意識していると述べていらっしゃいました。対阪神戦は4年連続負け越しですからね。その前は8年連続負け越し。深層心理の裏の裏の裏あたりから勝ててない。ハマスタだとさらに勝てない。

 ベイスターズが優勝するには、この阪神戦を五分以上の戦いを見せなくてはならないのだと思うんですよね。

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 そういえば、2016年夏にヤマヤス投手が打ち込まれたのもハマスタ阪神戦でした。

 そして今年。大事なハマスタ阪神戦初戦をこういう形で落としちゃう。勝てれば精神的優位になれてただろうに。

 シーズンは143試合あって、たかだかそのうちの1試合という意見もあると思います。ただ、その1試合が後々大きく響くこともある。

 クリーンアップが本調子ではないということもあるかもしれませんけどね。だけど、この敗戦、実は大きな意味を持っているんじゃないかなあと思うんです。

 (私の中では)痛い敗戦だった…だよー。

4月4日 横浜スタジアム(ホーム)

De1-2阪神

敗戦投手 飯塚 (0勝1敗0S)