2番大和、3番筒香嘉智という打順問題

 3月25日のオープン戦では、筒香選手が本塁打を放ちましたね。これまでにも何度か見たことのある軌道の本塁打でした。私が勝手に抱いていた不安が杞憂に終わりそうでよかったです。私のネガ体質が表出してしまいました。なんかすいません。

 試合終わりのイベント「出陣式」では開幕戦のスタメンが公表されていましたね。

1番・中堅 桑原将志

2番・遊撃 大和

3番・左翼 筒香嘉智

4番・一塁 ロペス

5番・三塁 宮崎敏郎

6番・捕手 戸柱恭孝

7番・右翼 神里和毅

8番・投手 石田健大

9番・二塁 倉本寿彦

  ここで注目したいのが2番大和選手・3番筒香選手という並びです。これまでは個人的に梶谷→筒香の並びが好きだったんですけどね。

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 17盗塁(リーグ3位)の3番梶谷選手が揺さぶりをかけながら4番筒香選手を迎えます。筒香選手が四球となったとしても本塁打20本(リーグ4位)の5番ロペス選手が控えます。

 筒香選手の前で揺さぶりをかける。相手投手にプレッシャーをかける。そこでリーグ最強を誇るクリーンアップにつなげる。これが効果的に機能していたと思うんです。

 オープン戦を観ていると、大和選手も結構走りますね。4盗塁はNPBトップタイです。しかも、打席では粘りますね。うちのクリーンアップを前に粘られたら、相手投手は嫌だろうなと思います。

 24日のオープン戦では盗塁3、犠打3とラミレス監督が標榜する「スモールベイスボール」を体現し、1試合で8得点をあげました。

 先発投手の離脱が取り沙汰されているベイスターズですが、3、4月は打ち勝つ展開に持ち込めるかどうかがカギになるのではないかと思います。