戸柱恭孝・嶺井博希、捕手の明日はどっちだ問題

8月31日 ナゴヤドーム(ビジター)

De2-4中日

敗戦投手  今永 (10勝6敗0S)

本塁打 筒香22号(7回表ソロ)、梶谷18号(8回表ソロ)※Deのみ

首位から10ゲーム

 

 負けた…だよー。ナゴド負け越しだあ。

 

 尾仲投手の回またぎが失敗しましたね。タナケン投手のワイルドピッチも痛い失点でした。それ以前に四球含みの無死満塁はさすがに辛いですよね。

 

 あのワイルドピッチ、嶺井選手は止められなかったですかね。外の変化球をかなり外した上にショートバウンドしていたんで、難しかったのでしょうか。嶺井選手は昨年まで後ろにこぼすことが多かったように見えましたが、どうでしょう。今年は守備も頑張っているような気もします。本日は盗塁刺もありましたしね。

 

 ネット上では戸柱・嶺井論争が巻き起こってたり、巻き起こってなかったりしてますね。ファンの皆さんならご承知の通り、嶺井選手の先発マスクの勝率が高いことや、ここ最近の戸柱選手がマスクをかぶった時の失点が多いことから論争が巻き起こったり、巻き起こってなかったりしているようですけど。まあ、試合数の違いもあるし、データは参考程度に見るべきだと私は思いますけどね。

 

 見た感じでは戸柱選手はアクションが大きくて、「ここに持ってこい」と言わんばかりのリードをするように見えます。谷繁選手のようですね。嶺井選手は投手に寄り添いながら、時々、強気なリードを見せたりします。相川選手のようだなあと思います。私見なので、異論反論あると思いますけどね。

 

 それにしてもリードを見るのは難しいなあ。カウント、塁上のランナー、相手選手の得意ボールとか体の動き、投手の調子、球種の出来不出来など総合的な観点から要求しているわけですもんね。ちょっとモニター観戦しているだけでは、ちょっとデータを取っただけではその要求の意味を汲み取りきれないのではないかと思います。実のところ、私なんかは仕事をしながらパソコンに別窓作って観戦していることが多いので、そこまで見きれていないというのもあるんですけどね。言い訳っぽくなりますけど。

 

 まあ、それはそれとして。戸柱選手は2年目で嶺井選手は4年目。まだまだ若手ですよ。戸柱選手は多分、”捕手の2年目のジンクス”にハマっているのではないですかね。昨年うまくいったものでも今年はうまくいかなかったり、球種の傾向を読まれたりしているんじゃないかなあ。たくさん悔しがってほしいです。嶺井選手は昨年ほとんど二軍生活だったので、すでに悔しい思いを抱えているんじゃないですかね。今年嶺井選手の勝率が伸びているのは、その思いを抱えながら練習したり研究した結果が出たということなんじゃないかなあと思います。

 

 名球会入りした谷繁選手も、昔は佐々木投手のフォークが取れなくて、そのときだけ秋元選手に代わっていたことがありました。ほかにもクビ寸前のところだった野村克也さん、「メガネの捕手なんかが大成するわけがない」と言われていた古田敦也さん。捕手は特に悔しい思いを持った選手の方が後々伸びるような気がします。

 

 なので、戸柱・嶺井両選手。どっちがレギュラーを取るか取らないかは別にして、高城選手も含めて、皆、頑張ってほしいです。こっちは単なるファンなんでね、そう言うしかないですよ。

 

 関係ないですけど、ブルペン陣の入れ替えが9月にあるような気がします。6、7回やピンチの場面できっちり投げ切れる投手がほしいですね。三上投手とか加賀投手とか須田投手とか。