ベイスターズ新生リリーフ陣問題3夜連続サヨナラ勝ちを呼び込んだ男たち

8月24日 横浜スタジアム(ホーム)

De5×-4広島

勝利投手 山崎康 (4勝2敗19S)

本塁打 ロペス26号(6回裏ソロ)、梶谷16号(7回裏ソロ)

首位から10ゲーム

 3夜連続サヨナラ勝ち…だよー。あと1メートル届かなかったG.後藤選手の2塁打と倉本選手の名手・菊池選手をも惑わす謎回転イレギュラーでサヨナラ勝ち…だよー。夏休み最後のハマスタ、観戦した子どもたちはさぞかし楽しかったでしょうね。

 前日の戸柱選手もよく走りましたが、本日の高城選手も素晴らしい走塁でした。後ろに逸らしたにせよ、セカンドゴロの当たりでよく2塁から帰ってきました。

 悪循環、好循環という言葉がありますが、この3連戦はこの言葉が見事に当てはまると思います。ベイスターズサイドは、「ほかの選手が活躍しているから、俺もやってやろう」っていう空気が熟成されたのではないでしょうか。戸柱・高城両選手の走塁もそうですし、クリーンアップ3連発、それとリリーフ陣の活躍もそれに当てはまるのかなあと思います。

 「リリーフ陣がきっちりと仕事をしたから、打線にリズムを作った」。野球解説者の方々が年に1度は口にするこの言葉。よく聞きますが、あれはなんなんでしょうね。「リリーフ陣が頑張ったから俺たちも頑張ろう」とか「相手チームを休ませない、長く守備につかせる」とかいろいろな理由があると思います。とりあえず、この3連戦のサヨナラとなる前、9回表と10回表はどうだったかおさらいをしてみましょう。

8月22日 9回表 投手・尾仲

1:菊池 外角の変化球に見逃し三振でバッターアウト 1アウト

2:丸 外角のストレートを打つもサードゴロ 2アウト

3:鈴木 内角のストレートに空振り三振でバッターアウト 3アウトチェンジ

8月23日 10回表 投手・エスコバー

1:野間 152キロのストレートを打つもサードゴロ 1アウト

2:西川 内角の球を打つもセンターフライ 2アウト

3:安部 低めのストレートに空振り三振でバッターアウト 3アウトチェンジ

8月24日 9回表 投手・山崎康

1:菊池 空振りの三振を喫する 1アウト

2:丸 内角の真っ直ぐに見逃し三振でバッターアウト! 2アウト

3:新井 150キロのストレートに見逃し三振でバッターアウト! 3アウトチェンジ

 どうですか。いずれも三者凡退に斬っていますよ。最後の打者は全員三振です。しかも本日に限っては三者三振。22日と24日は上位打線をきっちり抑えてますね。23日はエスコバー投手のガッツポーズが見られました。3夜連続サヨナラのお膳立てを作ったのはこのリリーフ陣と言っても過言ではないのではないでしょうか。

 ベイスターズリリーフ陣はシーズン当初、最強の布陣と言われていました(ファンだけかもしれませんが)。タナケン、砂田、三上、加賀、須田、ヤマヤス。そして今年はパットン投手が加わりました。

 しかし、須田、三上の両投手は不調にて2軍調整。加賀投手も2軍ですね。大事な場面で打たれることが多かったです。打線も先発も駒がそろってきたのですが、リリーフ陣がしっかりしないと、もう一つ上のステージまではなかなか上がれません。

 この3連戦では、トレードで獲得したエスコバー投手と新人・尾仲投手が見事なピッチングを見せてくれました。この2人はもしかしたら勝ちパターンに食い込んでくるかもしれません。東京ドームでは打たれてしまいましたが、平田投手も22日にランナーを背負いながら、好投を見せてくれました。

 もちろん、須田、三上、加賀の3選手にはもう一度這い上がってきてほしいのですが、今のメンツ、すなわち新生リリーフ陣も素晴らしいではありませんか。どうですかね。この布陣でいくんですかね。

 とにかくペナントもあと1か月ちょい。チームの将来のためには若手も使ってほしいですし、CSハマスタもやってほしいですし、ファンとしてはいろいろと願望がありますけど。まずは、選手、監督、スタッフの方々には悔いなく頑張ってもらいたいですね。