嶺井博希はレギュラーになれるのか、それともサポート役でプロ生活を終えるのか問題

8月17日 横浜スタジアム(ホーム)

De4-1中日

勝利投手 今永 (10勝5敗0S)

セーブ 山崎康 (3勝2敗19S)

首位から11ゲーム

 勝った…だよー。今永投手は16勝いけると思いまーす。

 そんな先発・今永投手でしたが、初回先頭打者は3-0から2ストライクとったもののレフト前ヒット。ゲッツーにとったものの、3番大島選手にストレートのフォアボール。ヒロインにも話がありましたが、ちょっとどうなるものかと思いましたね。それもこれも嶺井選手のおかげだったのではないでしょうか。

 相変わらず立ち上がりの悪い今永投手の序盤は全般的に高めにボールが浮きますね。本日の場合はストレートのキレはよかったので、嶺井選手は高めの釣り球としてうまく利用していったように見えました。

 現在本塁打王ゲレーロ選手にはズバズバとインコースを攻めていましたね。ハマスタはライト方向の打球が伸びるので、アウトコースも高めに入ると危険なんですよね。うまく散らばせて打ち取るようにしないと、簡単にスタンドインされてしまうし、簡単に流れを手渡してしまうような気がします。

 先日、嶺井選手の先発マスクは12勝3敗1分という記事があがっていましたね。本日も含めると13勝4敗1分ですか。やっぱり、この勝率は嶺井選手のリードによるものだと思うんですよね。

 嶺井選手といえば昨年CSの2塁打が思い出されますが、戸柱選手に負けず劣らず勝負強い打者です。肩はそれほど強くはないですけど、本日は大島選手を刺しました。捕ってから投げるまでの間を短くできれば、阻止率も上がると思います。練習次第ではないでしょうか。

 同じ記事では、光山コーチが「嶺井がオールスターに出たっておかしくない」とお話ししていましたね。しかし、今季に関してはラミレス監督は戸柱選手がレギュラーと明言されています。では、嶺井選手の今後はどうなるのでしょうか。何年後かにレギュラーになることがあるのでしょうか。このまま控えの捕手として野球人生を終えていくのでしょうか。

 実はそんなことはどうでもいいのかもしれません。まずは、高城選手も含めた3人で試合を作ることが大事。そして球団は3人の捕手を簡単に放出しないこと。特にセリーグに放出しないこと。捕手は財産だと思います。さまざまなデータが蓄積されており、各打者の特徴も頭に入っているはず。とにかくですね。高田GMも含めた球団が捕手を大事にしてほしいです。これまで谷繁、相川、鶴岡と、丹精込めて育てた捕手をあっさりと放出してましたからね。

 いや、黒羽根捕手の放出は球団・選手どちらにとっても幸せだったように思えるのです。捕手の仕事を軽く見て、あっさり放出するような動きは許せないです。今のプロ野球は多分、1人で140試合以上もフルイニングで出場するのは困難です。大事に育てつつ、大事に扱ってほしいです。