砂田毅樹、雨のブルペン準備問題

7月27日 甲子園球場(ビジター)

De3-10阪神

敗戦投手 石田 (3勝4敗0S)

本塁打 桑原11号(9回表ソロ)※Deのみ

首位から10ゲーム

 負けた…だよー。

 7回裏の雨と8回表裏の攻防が全てでしたね。約30分の中断がありつつ、1点ビハインドで出迎えた8回表。相手中継ぎ投手は元横浜、ハマのオッパッピーこと桑原投手でした。宮崎、後藤の2選手がランナーに出て、嶺井選手が送りバント。しかし、梶谷、代打・荒波選手の2人が凡打。桑原投手のスライダーはキレがよかったですね。

 8回裏は砂田投手がマウンドにあがりましたが、もう思い出したくないくらいの連打を浴びました。交代後、25日に1軍昇格した三嶋投手もタイムリーを打たれました。

 やっぱり雨が明暗を分けたと思いますね。中断でブルペンでの準備、緊張感の上げ方をどうしていくべきか、両チームとも難しかったのではないでしょうか。

 土のグラウンド甲子園で雨。8回は両チームとも内野を守る選手にエラーが出ました。ランナーも出ました。マウンドの状態も悪かったでしょうから、どう抑えられるかがポイントだったと思います。はっきりと阪神・桑原投手に軍配があがってしまいましたね。

 砂田投手は元々、先発志向ではありますが、2016年シーズン後半以降は中継ぎで頑張っています。ラミレス監督からも「左の中継ぎであれば、君はトップを取れる実力があるから頑張ってほしい」と信頼されています。クロスステップから繰り出す緩急自在のピッチングで相手打者を翻弄。これまで何度もチームを助けてくれました。

 「結果が出ているからというわけではありませんが、やっぱり面白いですよね。すべての経験が、今後の野球人生につながっていると実感できていますから」と砂田投手は話しています。この試合も中継ぎ経験として積んでもらって、今後の糧としてほしいです。

 本日は白崎選手が1軍昇格しました。焦る気持ちもあるでしょうが、1プレーを大事に首脳陣の信頼を勝ち取ってほしいと思います。

 こんな負けもあります。トゥモアナ。トゥモアナ。