7番打者梶谷隆幸問題

7月26日 甲子園球場(ビジター)

De6-5阪神

勝利投手 ウィーランド (5勝2敗0S)

セーブ 山崎康 (2勝1敗17S)

首位から10ゲーム

 勝って、単独2位…だよー。

 

 毎試合、見ごたえのある大変な試合をしておられますが、選手の皆さんご苦労様です。ちゃんとご飯を食べてくださいね。

 夏場にご飯を食べれないことで知られているのは梶谷選手ですが、7月に入ってからは7番打者に座っています。賛否両論あるかと思いますが、皆さんはどう思われるでしょうか。

 私は基本的に賛成です。

 過去に、野村克也さんは「打順のイー(1)スー(4)チー(7)は変えちゃいけない。麻雀みたいだが、7番は第二の4番、クリーンアップから攻撃が始まると7番がキーになることが多い」と話していたことがありました。ベイスターズの場合は9番に倉本選手が座っているので、少々事情が変わります。

 以前も言いましたけども、ベイスターズは倉本桑原-セカンド(柴田・田中浩)で筒香選手。ロペス宮崎捕手(戸柱・嶺井・高城)で梶谷選手というダブルチャンス打線を引いています。他のチームより梶谷選手にチャンスが回ってくる機会は多いような気がします。

 本日の試合では7番梶谷選手が機能しましたね。先制タイムリーと追加点となる犠牲フライ。敬遠もありましたが、これは梶谷選手が7番でなくても起こりうると思います。

 2回の先制タイムリーはちょっと驚きました。それまで、全くタイミングがあってなかったんですよね。ネット上では”死んだふり打法”と称されていました。”死んだふり”ができるような器用な選手ではないと思いますが。

 7番梶谷選手でちょっともったいないなあと思うのが盗塁ですね。この日、1つ、盗塁を決めていましたが、ウィーランド投手の打席で場面は1,3塁でした。

 梶谷選手の後ろは投手が打席に立ちます。となると、梶谷選手が出塁してもバントで2塁に送る機会が増えるのではないでしょうか。盗塁&バントでランナー3塁にという都合のいい采配を考えてみましたが、簡単にはいかないでしょう。

 フリースインガーの梶谷選手をどの打順に置くか、現状の調子も鑑みると、結構難しいですね。ラミレス監督も梶谷選手をどこに置くか、一番悩んでいるのではないかと、勝手に推測しています。