優勝するのはベイスターズ…だよー問題

7月17日 横浜スタジアム(ホーム)

De2-1ヤクルト

勝利投手 今永 (6勝5敗0S)

セーブ 山崎康 (1勝1敗13S)

本塁打 筒香13号(6回裏ソロ)※Deのみ

 

 先日、観戦仲間でのオフ会が開催されてですね。「今のエースは誰だ?」という話題になったんですね。そうすると、圧倒的に今永投手派が多かったのですよ。私、1人だけ井納投手派だったのですけども。あれですかね。エースってのはキャラクターも重視されるのかなあと思った次第でございます。

 

 本日の試合は今永投手の好打好投。筒香選手の一発に尽きますね。リリーフ陣は心配な人がいましたけどね。ヤマヤス投手って、夏場が苦手なのかなあ。昨年の悪夢がちょっとよぎりましたね。

 

 今永投手は緩急をうまく使った見事なピッチングだったように思えました。ストレートに力があると、ちょっとコントロールが荒くなっても、抑えられるんですね。なんか、ピッチングのツボを覚えたんじゃないかなあと思いました。なんでしょうね。ピッチングのツボって。間合いとかテンポとか、バッターから感じる空気感だとか、キャッチャーのサインの意図をどう読み取るのかとかそういうことなのかなあとド素人の私は勝手に想像しています。

 

 そうそう。本日、筒香選手が本塁打を放ちましたけど、この球を投げる前のヤクルト・原樹里投手、2回くらい首を横に振りましたね。なんとなくですけど、これが決め手だったような気がするんですよね。今永投手って捕手とのサインがうまく合わなかったら、プレートを外したりするんですよ。「FOR REAL」でも「投げる哲学者」的なコメントで知られる今永投手なんで、やっぱり、クレバーなんでしょうね。

 

 そんな今永投手。ヒーローインタービューでインタビューアーから「優勝するのは?」と聞かれた時、「ベイスターズ…だよー」って答えてましたね。なんでしょう。「…だよー」って。

 

 多分、語尾をどうしようか、ギリギリまで考えたんじゃないでしょうか。あまり強く言いすぎて波風を立てるのもなんだし。でも、「ベイスターズが優勝する」っていうことも伝えたいし。お客さんを盛り上げようという欲もあるでしょうしね。で、出た言葉が「ベイスターズ…だよー」。

 

 「ベイスターズ…だよー」っていうふわふわ感というか、ポジハメ感というか小4感がたまらなくいいですね。味わい深いコメントだと思います。流行んないかなあ。「ベイスターズ…だよー」。