ラミレス監督のアクロバット采配問題

7月11日 マツダスタジアム(ビジター)

De5-2広島

勝利投手 石田 (3勝3敗0S)

セーブ 山崎康 (1勝1敗12S)

 仕事でほとんど見れなかったのですけど、なんとか勝てたみたいですね。よかったですね。本当に良かった。AS前の最後の広島戦。この勝利は首の皮1枚つながったような形になりましたね。

 試合を見れてないので記録から追いかけますが、この試合の安打数12に対して得点は5。残塁多くないですかね。言い換えれば要所でうまく締められているということが言えるのかなと思いました。

 

 それと2回裏、0死満塁になってるじゃないですか。よく2失点でしのぎましたね。前日の今永投手に続いてナイスピッチングだったのではないでしょうか。見てないですけど。

 で、あれ?と思ったのが8回表と裏。8回表に石田投手を打席に立たせているのに頭から加賀投手に交代してるじゃないですか。よく見てみると、8回裏は久里投手に代打でバティスタ選手が出てきているのですね。

 加賀VSバティスタ。最初の文字が「バ」というだけでバレンティン選手を想起させます。後追いで動画を見たのですが、完全にタイミングを外していましたね。やっぱり右の外国人選手には強いわ。

 そのまま加賀投手は8回を3者凡退に抑えたようです。今年は左打者に対しても好成績を残していますからね。もし、ランナーが一人でも出たら砂田投手か三上投手に代える予定だったのでしょう。

 ここまでラミレス監督は定石通りと申しますか、「ラミレス流の定石」から外れない采配をしていましたが、この広島3連戦に関しては勝負をかけてきている感じがしますね。

 まず、「下位から勝利を拾っていく」コメントを残しつつ、今永・石田・濱口の左先発三銃士を広島三連戦に当てる。先発をギリギリまで投げさす。0死ランナー3塁で新井選手敬遠。ランナー2塁で石川雄洋選手が送りバント。ちょっと今まで見たことのない采配が繰り広げられているではありませんか。

 AS休暇前の首位広島との3連戦。リリーフ運用は置いておいて、そりゃあ、まあ、勝負をかけますわな。そのかけ方がまた、外連味あふれてますね。ちょっと、明日の試合も楽しみですわ。

 明日、勝ちましょう。そして、目標は今月中に首位・広島と5ゲーム差まで詰め寄ること。本件、何卒宜しくお願いいたします。