エドウィン・エスコバーは実際どうなのか問題

7月8日 ナゴヤドーム(ビジター)

De0-9中日

勝利投手 井納 (4勝4敗0S)

本塁打 桑原8号(5回表ソロ)

 快勝でしたね。それと田中浩康選手、通算1000安打おめでとうございます。浩康さんにはベイスターズでまだまだ長く活躍してもらいたいと思います。

 本日は嶺井選手以外は先発全員安打なので、とりあえず打線に関しては言うことがありません。7回零封の井納投手にも言うことはありません。

 一点、黒羽根選手と交換トレードでベイスターズに入団したエスコバー選手が早速登板を果たしました。なので、今回はエスコバー選手を取り上げたいと思います。

 トレード決定時に昨年ベイスターズに在籍していたザガースキー投手に似ているという噂を聞きました。150km近い力のあるストレートとカーブ・スライダー系の変化球が主体。コントロールはあまりよくない。確かにちょっと似ています。

 ですが、スリークォーター気味だったザガースキー投手よりもやや横から腕が出てくるような印象を受けました。やや横からボールが放たれるため、右打者相手にストレートがクロスファイヤー気味に入ってくる。左打者には外のカーブ・スライダー系の変化球が効果的になりそう。

 ラミレス監督も公言していますが、基本的にはビハインドでの起用、要は昨年のザガースキー投手のような起用法になりそうですね。でも、若いので伸びしろはありそう。ビハインド以外にも、リリーフ投手をつぎ込んで、頭数が少なくなった延長11回あたりでの起用もあり得そう。実績と信用を積み重ねれば勝ちパでの起用も可能性はあるのではないでしょうか。

 横浜生まれで横浜育ちの黒羽根選手がベイスターズから離れるのは寂しい気もしますが、お互いにとっていいトレードだったということになればいいなあと思います。