今永昇太のメンタルが強くなったぞ問題

6月25日 神宮球場(ビジター)

De6-0ヤクルト

勝利投手 今永 (4勝4敗0S)

本塁打  嶺井1号(4回表ソロ)、筒香8号(7回表3ラン)

 本当はですね。前回は石田投手のピッチング内容にも言及しようと思ったのですが、レフトスタンド、しかもファール側で観戦していたのでね。要はあまりよく見えなかったのでやめました。打線が完成体に近づきつつあるので、本日は141球完封勝利を飾った今永投手に焦点をあてたいと思います。

 試合後、ラミレス監督は今永投手を「フィジカル的にも、もちろんメンタル的にも成長した」と絶賛していました。フィジカル的っていうのはね。141球投げてらっしゃるので、わかりますけど、メンタル的ってのはなんでしょうね。

 時事ドットコムでは、山田哲人選手を真っ向勝負で三振に仕留めていたところを取り上げていましたけどね。メンタルってそこのことを指していたんですかね。うーん。そうかなあ。

 この日、今永投手はコントロールはあまりよくなかったように見えました。序盤は逆球が多かったですね。その代りストレートのキレはよかったように思えます。私見ですけど、中盤から終盤にかけてはコントロールもよくなっていったように感じました。

 「慎重にいこう」とかしない。ストレートがいいなら、腕はしっかり振る。ランナーが出ても変わらない。我慢してピッチングしていくうちに、思ったところへボールがいくようになる。悪いなりにもうまくまとめていく。これができるようになったことが今永投手のメンタル的な成長なのではないかと私は思っています。メンタル弱い投手って、慎重に行き過ぎてとか、勝利投手の権利とか、いらない意識を持ち始めて、欲をかき始めて、自滅することが多いように思えます。ド素人なんで偉そうなことは言えませんが。

 本日は今永投手、今季2回目の完封です。これからはイニングイーターとしての役割も期待できそうですね。そして、登板過多になりがちなブルペン陣を助けてあげてほしいですね。