白根尚貴が本塁打を放った意味問題

6月17日 横浜スタジアム(ホーム)

De14-5オリックス

勝利投手 久保 (2勝1敗0S)

本塁打 桑原4号(3回裏ソロ)、戸柱4号(6回裏満塁)、桑原5号(7回裏ソロ)、白根1号(7回裏2ラン)※Deのみ

 用事があって、こういう試合だったのにちゃんと見られませんでした。なんすか。お祭り野球じゃないですか。観戦されたベイスターズファンの方、おめでとうございます。よかったですね。初めて観戦された方、本日の試合はベイスターズのいい部分がすべて詰まった試合です。よろしかったら、ファンになってくださいね。

 先発投手は久保投手。立ち上がりは見ていたのですけど、多少の抜け球はありましたが、コントロールされたナイスピッチングだったと思います。マレーロ選手の本塁打は技あり。要求通りに投げたら持っていかれたっていう感じに見えました。次のピッチングも見てみたいと思います。

 本日は4本の本塁打が出ましたが、印象的なのは白根選手の本塁打。印象的と書いてはいるものの、このとき、試合を見ていないので、なんとも言えないんですよね。外高めのストレートをレフトスタンドに持っていったそうですね。そうですか。

 白根選手は梶谷選手と同じ、島根の開星高校出身。巨体を揺らし、150近くのストレートを投げつつ高校通算40本塁打を放ったパンチ力のある選手でした。そのままソフトバンクホークスに入団。その時のスカウトは元大洋のこけしバット・山崎賢一だったそうですね。

 ソフトバンク時代は故障に泣かされ、体重も落ち、育成契約となりそうになったところ、申し入れを断りトライアウトへ。ベイスターズ支配下選手として契約することになりました。

 ベイスターズ1年目となった2016年は2軍のレギュラーとして出場。1軍に上がることもありましたが無安打でした。そして本日、初のヒットが本塁打。初安打、初本塁打、初打点を同時に記録するという記念すべき日となりました。

 こうやって経歴を追うと、この選手がこの日打った本塁打がどれだけ人生において大きな意味合いを持ったものなのか。私のような者の拙い想像力では、よくわかんないですね。どっちかというと、試合を決める本塁打だった訳ではないのですが、本人にとっては、忘れられない1日になったでしょうね。

 白根選手の守備位置、サードもファーストもベイスターズのレギュラーは埋まっています。それでも与えられた打席を大事に、戦ってほしいですね。

 ということで、いよいよ、サードの白崎選手の居場所がなくなってきましたね。この状態から白崎選手が這い上がってくることはあるのでしょうか。乞うご期待。