筒香嘉智の調子は今、どうなっているのか問題

6月6日 山形球場(ビジター)

De9-1楽天

勝利投手 濱口 (4勝3敗0S)

本塁打  桑原3号(1回表ソロ)、筒香5号(1回表2ラン)、宮崎3号(3回表ソロ)、ロペス11号(5回表ソロ)

 現在、パリーグの首位を走っている楽天3連戦。しかも交流戦楽天戦7連敗中。覚悟していたのですよ。3タテの覚悟を。蓋を開けたらどうでしょうか。8点差をつけての勝利でしたよ。何事もやってみないとわからないものですね。

 本日に関しては楽天先発・辛島投手の調子がすこぶる悪かった。ということが一つ言えると思います。それと桑原選手の先頭打者本塁打を放った後、ベイスターズベンチの雰囲気がすこぶるよかった。一方的にゲームを進められたのは、このあたりにあったのかなと思いました。

 桑原選手から宮崎選手まで基本的に好調なんで、4番が打てばつながるんですよね。

 その筒香選手は4打数1安打、1四球。1安打が1回表の2ランでした。このときのボールは初球のインハイストレート。やや真ん中よりに入ってきていたかもしれません。

 今まで見逃してきた球だったのですけど、思いっきりいきましたね。スイング自体は全盛期(この言い方はどうかと思いますが)を彷彿させるものでした。

 交流戦前の中日戦でもいい本塁打が出ていたのですが、阪神戦以降てんで打てず。ソフトバンク戦からちょっと当たりがでてきています。本当に、筒香選手の調子ってどうなってるんでしょうね。

 中日戦前までは股関節に違和感があって、筒香選手は欠場していましたね。やっぱりこの影響がないわけではないとような気がしてきました。症状については東スポさんが結構詳しく取材しているんですけど、疲労性のものらしいですね。私と比べるのはなんなんですけど、私、膝と腰が悪いのですよ。とはいえ、毎日痛いわけではないんです。ちょっと無理な仕草や作業をすると痛みが発症するんですね。どうやら、骨と骨の間の部分の筋肉疲労みたいなものがあって、硬直化してしまっているようです。筋肉が硬直化してしまうと、骨にも影響が出る。でも、実際のところは日常生活やちょっとスポーツをするくらいには支障がない。筒香選手の股関節もそんな感じではないのかなあと思いました。

 そうすると、試合勘のバイオリズムだけではなくて、股関節の調子の波みたいなものも出てくるのではないかと思うんです。タイミングはバッチリあっているけど、股関節の調子が悪い。そんな日やこんな日が続いて、良かったり悪かったりというのが毎日のように続いていくのではないかと思うのです。欠場後の筒香選手って、ずっとこんな感じ。良かったり悪かったりの波が続いているような気がします。どちらかというと悪い日が多かったかな。

 動画:不振の筒香選手を元横浜Cコンビが徹底分析!!

 

 以上の動画によると前脚の開きがちょっと早いそうですね。となると、昨年ほどの本塁打は量産できないかもしれません。

 量産できなくてもいいんじゃないですかね。打球が上がらなくても外野に強い打球を飛ばせることができれば。今年はマシンガン打線を目指すべきじゃないかなあと、本塁打もいいですけど、ヒットでつないで大量点を獲れる打線になったらいいなあと思います。

 なんか、この間と同じようなことを書いてしまっていたような気がします。どうしても、筒香選手はベイスターズ打線のカギとなるので気にしてしまうんですよね。「無理しろ」とも言えないですし、でも筒香選手は必要な選手。もどかしいですね。