筒香嘉智の! 2点タイムリーを打った自分が一番驚いてる問題

6月3日 横浜スタジアム(ホーム)

De3-7ソフトバンク

敗戦投手 平良 (1勝2敗0S)

 

 負けましたDe。バンクさんつえーっすわ。先発・平良投手は立ち上がりを攻められ、5回4失点。相手先発松本投手からはなんとか中盤に集中打で3点をもぎとったものの、9回、砂田投手は柳田選手から3ランを打たれて負け。インハイストレート、いいボールだったんですけどね。あれを持っていかれたらお手上げですわ。

 で、誰もが気にしている筒香選手。誰もが心配している筒香選手。本日、その筒香選手が34打席ぶりにヒットを打ちましたね。タイムリー2ベースでしたよ。考えてみたら、昨年のロペス選手より長いじゃないですか。打った瞬間、筒香選手、ちょっと止まってましたね。抜けてから走り出した感じに見えました。打った自身が驚いていたのではないでしょうか。

 あのヒットを見て、以前、ベイスターズに所属していた内川選手の バッティング理論を思い出しました。内川選手はボールの上を叩いてスピンをかけて、守備の間を抜けるような打球を心掛けているそうです。長距離打者は逆にボールの下を叩いてスピンをかけるという考え方をする人が多いかと思います。内川選手はその逆を狙っているということですよね。

 本日の筒香選手のヒットは球足が速かったですね。はからずも、ボールの上を叩いちゃったんでしょうね。元々、パワーのある選手ですから、上に飛ばなくても、得点圏のランナーがいて、野手の間を抜ければ1点は入る訳ですよ。

 今年の筒香選手はWBCがあったり、股関節に違和感があったり(本当かなあ?)といろいろ苦労があるかと思いますが、これまでの姿を見てしまうと、本塁打を狙うとかどうかよりも、本人もおっしゃっているようですが、「強くボールを叩く」ことに専念してほしいなあと思います。いや、本当は本塁打を打って、子どもたちを喜ばせてほしいのですけどね。昨年の筒香選手を期待するのは高望みかもしれないなあと思ったりもするのです。今年の筒香選手なりのバッティングをしてほしいなあと思うわけですよ。後ろに大ブレイク寸前の宮崎選手も控えてますからね。筒香選手は力が衰えているわけではないので、当たればすごい打球になるのはわかっているんでね。

 投打がうまくかみ合わない毎日が続きます。バンク戦の後は楽天戦。厳しい毎日が続いていますが、踏ん張ってほしいですね。