ベイスターズ先発さえ整備されれば結構なんとかイケるんじゃないか問題

5月21日 横浜スタジアム(ホーム)

De0-4巨人

敗戦投手 今永 (1勝3敗0S)

 本日観戦されたベイスターズファンの皆様方、お疲れ様でした。ちょっとどうにもならなくて、チャンテもまともに歌えず、肩を落として帰られた方も多かったのではないでしょうか。

 おかしいですね。「デーゲーム ハマスタ 今永」で検索してみれば出てくると思ったんですけど、まだ出てこないのかなあ。私が見た限りでは「デーゲーム ハマスタ 今永」は打たれまくっている印象しかないんですけどね。

 本日の序盤は低めに球が集まっていたのですが、3回以降は甘いところに入ってましたね。解説等々の話を聞いている限りでは、「力んで高めに入ってしまっている」ということらしいのですけど、実はこの辺は今、今永投手が向き合っている壁なんじゃないかと思ったりもしています。彼の発言から「ハマの哲学者」と呼ばれていたりするのですが、力を抜くこと、遊ぶことを覚えた方がピッチングに幅が広がるんじゃないかなあと思ったり、思わなかったり、レオン・リー

 といっても4失点ですからね。合格点ではないですが、今のベイスターズなら逆転できなくはない得点差です(と私は思っていますが)。それ以上に巨人先発の田口投手がよすぎましたね。丁寧に低めにコントロールされていて、なかなか手が出なかったように見えました。

 最終的に完封されてしまったのですが、6回と7回にチャンスを作ってはいたんですよね。6回は1死1、3塁で梶谷選手が遊ゴロ併殺打。7回は無死1塁で宮崎選手が2ゴロ併殺打。ここで1本出ていたら流れがガラっと変わっていた可能性があったはずなのです。ここで出なかったから負けてしまった。見た目は完敗ですが、ほんのちょっとのところだったように思えました。

 1チャンあるのではないかと思ったのは、7回以降にマウンドにあがった、藤岡・加賀・タナケンというリリーフ3投手が1安打で抑えていたこと。負け試合でも、しっかりと抑えてくれていればいつかチャンスが回ってくる。野球ってそういう競技なのだと私は思っています。

 先日、須田投手が2軍落ちしてしまいましたが、今の便利屋、加賀・タナケンの2人の調子があがってますね。藤岡投手も2軍ではほぼパーフェクトだったらしいですし、三上投手は若干不安なところもありますが20日のピッチングはよかったですし、ヤマヤス・パットン両投手の配置転換もうまくハマりそうですし、ジム・トレーシー

 今のベイスターズって、先発陣さえ整備されれば、結構そろっているような気がするんですよね。そう思っているのは私だけですかね。波に乗り切れないだけで、もうちょい我慢して、桑原選手の出塁率があがって、筒香選手が完全復活して、今永選手の日曜ローテを変えてもらって、クライン投手のコントロールを調整してもらって、久保・三嶋・石田投手が全盛期に戻ってくれれば、勝てると思うんですけどね。まあ、そううまくはいかないのが

横浜の野球だったりもするわけですけど。いかないかなあ。