ベイスターズ、運をどう呼び寄せるべきか問題

5月2日 東京ドーム(ビジター)

De0-5巨人

敗戦投手 濵口 (2勝1敗0S)

 久しぶりに地上波全国放送されたこの試合でしたが、巨人・菅野投手の余裕ある圧巻のピッチングに完敗しました。変化球中心の前半のピッチングから後半はストレート中心に配球を変えられたりして、全く的を絞れなかったように見えました。また、球審の疑問の残る判定もありましたんでね。特にアウトコース。そこをストライクとられたら、打撃陣はお手上げです。そんな空気を感じました。

 先発の濵口投手は決して悪くありませんでした。結果6回4失点でしたが、坂本選手以外にまともな当たりはありませんでした。内野前、もしくは内野の間を抜けるボテボテの当たりをヒットにされることが多かったですね。

 前回の広島戦のときにちょろっとお話ししましたが、ベイスターズって、多分、もうちょっとのところまでは来てるのです。でも、運までは引き寄せ切れていない。どうすりゃ引き寄せられるんですかね。

 本日の試合で考えると”圧巻”という言葉がキーワードになると思うんですよね。相手投手をどうやっても打てない。もしくは相手打者に完璧に打たれた。プロ野球は1年もの長い間をかけて戦わなければならないので、”完璧にやられた”という敗北感を相手に植え付けることが次のイニング、次の打席、次の試合につながっていく。

 ベイスターズでいうと、やっぱり筒香選手の圧巻の本塁打が相手チームに対して効果的になるのだと思うのですよね。筒香選手は4月30日広島戦に大きなファールを打っていましたが、あれも、もうちょっと溜めて打てればよかったのですけどね。だから、まだ、ベイスターズはもうちょっとなんだと思うのですよね。筒香選手がもうちょっとということはベイスターズももうちょっとということなんですよ。

 何も言いようのない試合を無理矢理、何か書こうとしてみたのですが、ないものはないですね。ない袖は振れない。

 巨人戦はやっぱり桑原選手に頑張ってもらわないと。