ベイスターズ、ワンサイドゲームをどうするか問題

4月29日 横浜スタジアム(ホーム)

De1-6広島

敗戦投手 今永 (1勝2敗0S)

 前日に「今日、快勝したから観戦する明日は打てないんだろうなあ」ってエントリーに書いたのですけど、ジンクス通りの大敗でした。ベイサイド内野指定席Cから観戦したのですけど、上空風が強かったのですよ。初回に2球で2点取られるというアクシデントがありましたけど、その菊池選手の本塁打ですね、ライトの梶谷選手は落下地点に到達した構えを見せたのですけど、ライトスタンドに入ってしまったという。ライトフライでもおかしくない当たりだったと思います。私見ですが、「しゃーない」と。2人連続初球攻撃を仕掛けた広島打線も見事だったとも感じました。

 ベイスターズをフォローするような立場で書いているのを前提にしますけど、2回裏のランナー1塁、倉本選手のファーストライナーダブルプレーも、ランナー・エリアン選手はエンドランですでに2塁に到達していて、倉本選手は空いた1,2塁間を狙ったらああいう打球になってしまったわけです。あのとき、うまくいけばまだ2点差でノーアウト1,3塁にすることができたかもしれない。また、ほかの当たりも外野手前に落ちるかなという打球でも思いのほかに伸びてフライアウトになってしまったりとツキに見放された感がありました。広島打線は風の勢いにうまく乗せて本塁打になったりね。

 とはいえですよ。こういう試合をどうしていくのかというのがね、結構大事だと思うのですよ。前日、4月28日の試合ではベイスターズワンサイドゲームでしたがウィーランド投手が突如崩れ、4点差、2アウト満塁まで広島打線に追い込まれたわけです。あのとき「やっぱ広島打線、怖いなー」ってベイスターズファンの何百人かは思ったはずです。多分、選手も思ったはずです。甘い球を逃さない広島打線。

 本日の広島先発・岡田投手は9回122球投げていても、ラストイニングでも150km前後の速球を投げ込んでいました。まあ、ベイスターズは速球派、実力派に弱いんでね。「こりゃ打てないわ」とスタジアムで観戦して思いましたけど。でも、「ベイスターズは怖いなー」って思わせる何かをしないと。相手を心理的にちょっとでも怖がらせないと。優勝は難しいんじゃないかなあと思いました。

 特に、「ベイスターズ打線が甘いな」と思ったのは8回。唯一石川雄洋選手のタイムリーで1点をもぎとった回なのですが、その前の桑原選手は初球の変化球をタイミング崩されてショートフライをあげていました。初球攻撃はいいのですけど、本当に狙い球を絞れていたのかしら。と思ったりして。

 本年、観戦3連敗です。開幕3戦目須田サヨナラと4月15日石田序盤崩れての27負けと、本日の3戦。もう見に行かない方がいいのかしらんと思いつつ、4月30日も見に行きます。負けたらすいません。