ベイスターズ快勝! 今の白崎浩之に足りないのはこの思い切りの良さではないか問題

4月22日 横浜スタジアム(ホーム)

De11-4中日

勝利投手 石田 (1勝2敗0S)

本塁打 戸柱1号(2回裏2ラン)、桑原2号(2回裏3ラン)、梶谷4号(6回裏2ラン)

 

 関東地方は雨がチラホラと舞う中、ベイスターズは快勝しましたね。先発全員安打です。特に戸柱選手の2ラン本塁打は見事でした。甘い変化球ではあったものの、我慢して我慢して軸足に体重を残して振り抜いてくれました。本来というか、昨季は筒香選手がこういうバッティングをしてくれていたのですけどね。もうちょい、待ちましょう。ゴールデンウィークころまでには1発打ってくれるはずです。

 

 ここしばらく、桑原選手や梶谷選手のバットが湿りがちだったのですが、らしいバッティングを見せてくれました。甘い球を見逃さずに思い切りのいいスイングでスタンドまで運んでくれました。本日を境に、また調子が上向いてくれるといいですね。

 

 本日のオーダーは三塁手に起用されていた白崎選手に代わり、柴田選手が入りました。本日は1安打。珍しくレフト方向の打球を放っていました。広角に打てるようになれば、レギュラーも遠くないような気がします。

 

 さて、白崎選手。本日は出場はありませんでした。オープン戦から右方向へのバッティングを心掛けていたようですが、なんか、こだわりすぎてやいないですかね。シーズンに入ってからはこれが仇となってしまっている感じがします。中に入ってきた甘いストライクを見逃し、外の難しい変化球に手を出している。

 

 甲子園球場の中段までもっていけるパンチ力があるにもかかわらず、わざわざ封印して、しかも迷い始めちゃっている。白崎選手の1打席1打席見守りつつ、表情を観察をしていると、そんな風に感じてしまいます。まるで失敗を恐れる40代の中間管理職のようです。

 

 宮崎選手がケガで二軍落ちしていて、チャンスなんだから、ブンブン振ればいいのに。狙い球をがっつり絞って、ダメだったらしょうがないくらいに思い切ってやればいいのに。失敗しても、意図が見えれば監督もコーチもGMも評価するわさ。何年も野球やっている人たちなんだから。

 

 あと、右方向に狙っているってのも、素人目でわかっちゃう。そしたら相手バッテリーも攻めやすいだろうに。ああ、もどかしい。もっとやれる選手であるはずなのに、詰めが甘いように見えてしまう。

 

 って、ああだこうだ言いたくなってしまうのは、詰めの甘い生き方をしている自分と重ね合わせてしまうからなのかもしれません。

 

 多分、次に白崎選手がスタメンに名前を連ねるのは、相手チームの先発が左投手のときでしょうね。そのときはしっかりと相手投手を研究して、狙い球を絞って、強打を放ってほしいです。