ベイスターズ、田中浩康獲得問題

11月14日 元ヤクルト・田中浩康選手獲得

 山口俊FA問題と同じようにやきもきしていた問題が解決しました。元東京ヤクルトスワローズ田中浩康選手獲得です。ベイスターズのウィークポイント、セカンドサードの補強ですね。獲得の噂は結構前からあったのですけど、時間がかかりましたね。もう支配下枠が結構いっぱいじゃないですか? 今、68ぐらいかな? 外人さんをもう1人くらい獲るかもしれないですけどね。

 田中浩康選手の話に戻しましょう。田中選手は言わずと知れたミスタースワローズベストナイン2回、ゴールデングラブ1回。2010年は規定打席で打率3割を記録、2011年はリーグトップの62犠打。粘っこい右打ちと堅実な守備、小技の巧さが光る選手です。近年は山田哲人選手の台頭により、外野コンバート、代打、二軍落ちと端っこに追いやられてしまっていました。

 とはいえ、まだ34歳。老け込む年齢ではありません。昨年、2軍では3割台。外野のほかにもセカンドサードも守っていたようです。

 ベイスターズでは宮崎選手とエリアン選手、それと白崎、石川選手がセカンドサードを守ってますね。昨年ケガで1軍に上がれなかった山崎憲晴選手も来年は食い込んできそうな気がします。外野では関根選手が守備固めとしてベンチ入りしていました。2軍では、飛雄馬、柴田選手あたりが舌なめずりをしながら、レギュラーを狙っています。

 田中選手の1年ベンチ入りは難しいかもしれませんが、スーパーサブとしての役割、また、ベイスターズ全体のディフェンス面向上啓発という役割と、目に見えない部分が多いですが、たくさん貢献してほしいですね。あと、右の代打としてもね。

 セカンドサード、あとショートも含めて、来年は内野のポジション争いが激しくなりそうです。楽しみですね。