ジョー・ウィーランド獲得! ベイスターズ、オフの補強は大丈夫なのか問題

11月7日 ジョー・ウィーランド獲得発表

 

 山口俊投手のFAがどうなるのか、もやもやしているベイスターズファンの皆様、こんばんは。FAの獲得しない宣言があったなか、本日、新外国人選手の獲得発表がありましたね。名前はジョー・ウィーランド。ポジションは投手です。

 

 右投手で先発。ストレートは140後半。変化球は4シーム、2シーム、カーブ、スライダー、チェンジアップ。ドロップのようなカーブが決め球のようですね。動画などを見ていると、イメージ的には右の広島・ジョンソン投手のような印象を受けます。

 

 ドラフト以外では現状、このウィーランド投手と内野手のシリアコ選手の獲得までに留まっていますね。ここで、ベイスターズの戦力補強ポイントをおさらいしてみましょう。

 

■先発投手

とりあえず、山口投手を置いておいて、現在、ローテ入りとして計算できるのは、井納・石田・今永の3投手。食い込める可能性を持っているのは、久保・三嶋・ぺトリック・モスコーソの4投手といったところでしょうか。砂田投手の先発転向もありえますね。こうみると、そこそこ充実しているようにも見えますが、久保投手以下(以下という言い方は失礼かもしれませんが、字面上の以下ということで)の先発陣はちょっと信用しきれないというか、昨年できていない部分があったので、とりあえずもう1人、しっかりした人がほしいなという願望がありますね。上記の投手もいつどこでケガに見舞われるかわかりませんしね。三嶋投手、飯塚投手あたりが1年しっかり働いてくれるとありがたいのですけどね。

 

■中継ぎ投手

8,9回が三上・ヤマヤス投手であることは前提として、7回までとワンポイントをどうするのか。現状はこの役割を須田・加賀・タナケン・砂田の4投手に託されてますね。敗戦処理には小杉投手が入りますね。サイドの加賀投手のサブに藤岡選手ってところでしょうか。

もし、山口投手がFA移籍をしてしまうと、イニングを食える投手がいなくなってしまうので、ブルペン投手の責任はさらに重くなります。小杉投手が勝ちパでも使えるようになってくれるとありがたいのですが、昨年の敬遠暴投を見てしまうと、まだちょっとね。

できれば、敗戦処理という考え方をなくし、勝ち負け関係なくブルペンをローテで回せるようになればいいなあと思います。

 

三塁手二塁手、できれば大物打ち

外野手は筒香・桑原・梶谷の3選手で埋まっています。捕手は戸柱選手が頑張ってくれました。ファーストはロペス選手。ショートは桑原選手。残った三塁手二塁手がウィークポイントですね。

1番手はどちらも守れて広角に打てる宮崎選手。バッティングに集中してもらいたいので、できればサードに固定してほしいです。

あとはエリアン・石川・白崎の3選手ですか。今季のエリアン選手は日本の野球に慣れるまでに時間がかかっていたので、来季は今季以上の活躍が期待できるかなあという感じ。石川選手は肘の状態次第。白崎選手は低めの変化球をどうにかしてほしいなあというところでしょうか。3選手では物足りないので1人、できればグリエル選手みたいな、そうでなくても、筒香選手の前後を打てる、大物打ちの選手がいてくれるとありがたいですね。

 

 私が思うにこの3点がベイスターズの補強ポイントだと思います。「筒香選手の前後」の点においては、CS直後にラミレス監督が公言していました。投手に関しては今季、久保・モスコーソの両投手の不調時にあれこれ苛まれましたからね。また、打者よりも投手の重要性は今季のヤクルトさんを見ていてと身に沁みましたしね。

 

 で、その補強ポイントに動いたのが三塁を守れる?シリアコ選手と先発のウィーランド選手。ドラフトでは水野、尾中、進藤と中継ぎ向き(水野投手は先発?)の投手を獲得と…。

 

 支配下枠も結構使ってますしね。もしかしたら、もう打ち止めですかね?可能性としてあるのは、交換トレード? 誰かを育成落ちにして誰か獲る? 今後の動向が気になりますね。