CSF初戦、ジョンソン打てない問題

10月12日 マツダスタジアム(CSF第1戦)

De0-5広島

敗戦投手 モスコーソ(0勝1敗0S)

CSファイナル0勝2敗

 完敗でしたね。相手先発のジョンソン投手に手も足も出なかったような印象でした。

 ヒットを放ったのは左手を骨折していて右肩も悪い梶谷選手と白崎選手のみ。白崎選手は当たり損ねの内野安打だったので、まともなヒットは梶谷選手の2本だけでしたね。

 ジョンソン投手はストレートとムービングファーストボールに力がありました。カーブ、スライダー系統の緩い変化球もキレがありましたね。緩急自在のピッチングに振り回されたような印象です。

 ベイスターズ打線の中では、梶谷選手と宮崎選手がボールを引き付けるバッティングスタイルです。宮崎選手はノーヒットで終わりましたが、当たりはよかったように思います。

 ほかにも、1,2塁間を抜けそうな当たりがいくつかあったように見えましたが、相手セカンドの菊池選手の位置取りがよかったですね。特に左打者に対しては、菊池選手は奥深く、1塁側に守っていたように見えました。

 主軸のロペ筒は全く合ってなかったですね。ストレート系には差し込まれ、緩い変化球には球の軌道とスイングが全くズレてました。データを確認したら2人とも、ジョンソン投手との今季対戦成績は1割台なんですね。ハナから苦手だったのか…。

 ベイスターズモスコーソ投手もストレートを中心にしたピッチングで悪くはありませんでした。6回までで2失点。7回に2失点奪われて、降板しました。元々、コントロールには難のあるませんね。やっぱ、強いわ。

 CSファイナルは、4戦目くらいまでが正念場です。ベイスターズとしては、ファーストで計算のできる先発投手、井納・今永・石田と3人つぎ込んでいます。この3人が帰ってくるまでになんとか、トントンに持っていかない限り、勝ち進むことは難しいように思います。

 ところで山口俊投手はどうなっているんでしょうね。彼がいるのといないのとでは大きな違いがあるのですけど。ニュースが入ってこないですね。