筒香嘉智という打ってほしいなあというところで打ってくれちゃう選手問題

10月8日 東京ドーム(CS初戦)

De5-3巨人

勝利投手 井納(1勝0敗0S)

セーブ 山崎康(0勝0敗1S)

本塁打(Deのみ) 梶谷 1号(3回表ソロ) 、筒香 1号(6回表2ラン) 、ロペス 1号(9回表ソロ)

CSファースト1勝

 すごくいい試合を球場で拝見させていただきました。チームのみなさん、現地ファンのみなさん。ありがとうございます。行けなかったファンの皆さん、申し訳ありません。クッソ楽しかったです。

 東京ドームの三塁側半分はほぼほぼベイスターズファンで埋まってました。ちょろちょろと巨人ファンの方もいらっしゃいましたけどね。ただ、東京ドームをこれだけのベイスターズファンで埋めたというのは何十年ぶり?、もしくは今までになかった光景だったように思えます。もうちょっと入ってるかなあとまで期待していたのですが、それはまた数年後に楽しみを心のうちにしまっておきます。多分、ベイスターズファンはもっと増えるような気がしています。

 試合の話に戻しますね。先発投手は井納投手でした。コントロールが定まらなかった部分もあったようですが、要所を抑えてくれました。何度ハラハラさせられたことかわかりませんが、ギリギリのところで抑えてくれました。粘りのピッチングでしたね。ピンチになるたび、マウンドの後ろのあたりで佇んでいましたね。あれ、三浦投手みたいだったなあ。

 打線は打ってほしいところで打ってくれました。ファーストヒットはエリアン選手。同点本塁打に梶谷選手。逆転本塁打に筒香選手。追い打ちをかける本塁打にロペス選手と、理想的な得点の入り方でしたね。

 特に今日は筒香選手ですね。6回2対1の1点ビハインドで2アウトランナー1塁。「ここで本塁打を打ってくれればなあ」と思っていたところで打ってくれました。ほぼ漫画みたいですね。ドラえもんに道具を出してほしいとせがんだら簡単に出してくれる、あの感じです。何を言っているのかよくわかりませんが。

 ただ、今年、10試合以上、ベイスターズの試合を映像も含めて観戦した人ならわかると思うのですが、筒香選手は今季のペナントで、何度打ってほしいところで打ってくれたか。要はね。[こういうこと(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kajiwaradamono/article/37)なんですよ。同じようなことを2回も書いちゃったよ。それと、セイバーメトリクスとかさあ、もう、どうでもいいじゃんか。とにかく、打ってほしいところで打ってくれる選手がすごい選手なんだと思うんだよなあ。もっとシンプルなんだと思うんだよなあ。

 野球って、打つべき場面はココっていうのが試合の展開のなかで必ずあるんですよね。均衡した試合の中での中盤から終盤。または0点続きの延長戦とか。特に今日の試合は、筒香選手以外でも打つべきところで打ってくれたから勝った試合だったように思えます。

 今日の勝利は大きかったですね。勢いに乗ったまま? というか、いつも通りの野球を明日もしてくれるといいなあと思います。