三浦大輔は来年もいてくれるのだろうか問題

9月16日 甲子園球場(ビジター)

De1-2阪神

敗戦投手 三浦(0勝2敗0S)

136試合 64勝 69敗 3分 3位 

2位と5ゲーム差 4位と4ゲーム差 残り7試合

 負けましたね。前日とは一転、投手戦になりました。三浦投手・秋山投手という対戦だったので、打撃戦を想定していた人も多かったのではないでしょうか。

 三浦投手は4回1/3、2失点で負け投手です。失点は初回の福留選手に投じた3-0からのど真ん中の変化球をライトスタンドに運ばれた2ランのみです。4回は秋山投手、北条選手に打たれて1アウト2,3塁で降板です。投球数は73球でした。

 立ち上がりが悪いのは20年以上続けていても、治らないんですね。福留選手へ投じた1球はキャッチャー、外し気味に構えてましたからね。ランナー2塁にいたので、次の打者勝負でもよかった場面でした。それ以外も、初回は全般的に球が高めに浮いてましたね。

 本日、三浦投手が打たれたヒットは6本。うち左打者は5本で右打者は1本。右打者に対してはストレート、シュート系のボールで相手を詰まらせ、アウトコースのスライダー系で打ち取るという本来のピッチングを披露していました。

 問題は左打者ですね。どうしても甘いところにボールがいってしまうようです。9月3日に登板して好投した2軍戦でも、打たれたヒットはほとんど左打者からでした。

 さて。ベイスターズが優勝するときには、やはり三浦投手がいてほしいなあと思ってしまうのですよ。広島さんの優勝時に黒田・新井がいたというのと同じように、やはり、横浜には「三浦がいる」と言いたいのですよ。

 ですけど、本日のピッチングを見る限りには半々。三浦投手は「先発ができなくなったら辞める」と公言しているので、やはり左打者へのピッチングは課題として残ります。特に本日は左打者の秋山投手に2安打されていますからね。右打者専用の中継ぎ要員としては、まだやっていけると思うのですけど…。

 ストレートは140出るかどうかというところ。齢を重ねていくにつれて、どうしても球のキレやスピード、スタミナは落ちていってしまう。前々から三浦投手の生命線はコントロールと配球なのですけど、それだけでやっていけるのかというと、ちょっと疑問が残る。先発として、来年もやれるかどうかは、今のところちょっと難しそう。もし、次の登板があるのであれば、そこで判断が下されるような気がします。

 それにしても攻撃陣ですよ。ガチガチだったように見えたのは私だけでしょうかね。特に茅ヶ崎出身の倉本選手。98年に優勝した時、倉本選手7歳ですからね。小学生のときに見ていた投手の24年連続勝利がかかってるんで、そりゃ、ガチガチになってバント失敗するか。いや、しないでよ!

 

 秋山投手もよかったんで、なんとも言えないかな。