ロペスの流し打ちと石川雄洋抹消問題

9月7日 横浜スタジアム(ホーム)

De6-1ヤクルト

勝利投手 三嶋(1勝1敗0S)

本塁打(Deのみ)梶谷 15号(3回裏ソロ) 、筒香 39号(6回裏ソロ)

129試合 61勝 65敗 3分 3位 

2位と4ゲーム差 4位と4ゲーム差

 

 勝ちました。いい勝ち方でしたね。相手先発のライアン(の方の)石川は言うほど悪くなかったように見えました。ベイスターズ打線は上手な流し打ちでのヒットが目立ちましたね。

 

 ベイの打者は筒香・宮崎・倉本・石川と流し打ちの上手な打者が非常に多いです。中に入った球をアッパースイングでライト方向への打球を飛ばす印象の強い梶谷選手も、外の球をちょこんと当ててレフト方向に飛ばすことがあります。桑原選手の場合は流し打ちというより、センター前に持っていくのが上手ですね。

 

 この中にもう一人、流し打ち職人が加わります。ロペス選手ですね。30打席無安打だった前までは、とにかくどんな球でも引っ張るプルヒッターでした。それが魅力でもあったのですが、引っ掛けて併殺になってしまう場面も多く見られました。

 

 苦難の末にロペス選手に光を当てたのは阪神メッセンジャー投手から放った、1,2塁間を抜けるライト前ヒットでした。あれはアウトコース真ん中のストレートでしたね。お察しの方はおわかりかと思いますが、本日ロペス選手が放った2安打と同じような球です。

 

 9月に入ってからのベイスターズは連打による得点が増えましたね。各選手が逆方向への意識を持ち、つなぐことを心掛けているからではないですかね。特に筒香・ロペスという2人の長距離砲が逆方向を意識しつつ、引っ張って本塁打を打てるというのもいいですよね。相手投手は怖がりますよ。

 

 と、打線が完成しつつあったところに石川雄洋選手の離脱が決まってしまいました。このブログでは、以前から石川選手の右ひじの状態を指摘していたのですが、「ついに」っていう感じですね。バッティングの方はうまくごまかしながら、調子をあげてきていた(2割ぎりぎりの打率から、1試合1安打ペースに)ので、ちょっと残念です。

 

 でも、まあ、そうなってしまったものはしょうがないですね。ただし、打順は代えてもらいたくないです。打順って、調子の悪いときはカンフル剤になりますけど、いいときは逆効果になりかねないですからね。

 

 白崎・エリアン両選手の併用なのか、あがってくる選手をレギュラーにするのかわかりませんけどね。その選手は2番にしてほしいです。

 

 誰があがってくるんだろう。ムシくんかなあ。柴田選手かなあ。