石川雄洋はもうダメなのか問題

8月18日 雨天中止

112試合 53勝 56敗 3分 首位と12.5ゲーム差 3位

 主力を欠いたヤクルト戦は1敗で終了です。今日、見に行きたかったんですけどね。残念です。

 ここ最近、打線がダメですね。起爆剤になる人がいるといいんですけど、筒香選手はマークされてて、宮崎選手は下位打線。梶谷選手は打ってるけど、”筒ロペ”につながらない。どうしたらいいんでしょうね。

 今季、3月4月も全く打てなかったですけど、そのときに起爆剤になったのは梶谷選手だったと思います。5月5日の本盗は勢いづきましたね。ムードを一気に変えてくれたような気がします。

 やっぱり、ムードを変えてくれる選手って、チーム内の中枢にいて、性格的にもチームから愛されるような人でないと難しいのかなあという気がします。嫌われている選手が一人、気を吐いても勢いづかないですもんね。

 もしかしたら、そういう選手って石川雄洋選手なのかなあと思います。2015年も右ひじが悪いながらも注射を打ちながら試合に出場していて、「僕はセンスがない。あるのは根性だけ」ってコメントをしてましたね。こういう実直な感じが本物であれば、後輩に好かれてもおかしくないはずなんですけども。昨年序盤は”石川くじ”なんてな言葉も流行っていて、石川雄洋選手が安打を放つと、必ず勝利を呼び込んでいたという時期もありました。

 この石川雄洋選手、今季の打率.205。前にも私見として言いましたが内角のストレートが全く打ててないですね。本来は上位打線でたくさん出塁してもらわないと困るんですけど、おかげで今じゃほぼバント要員です。

 やっぱり、右ひじなのかなあと思うんですよね。昨年11月に右ひじ手術をしていますが、今年6月12日のオリックス戦でも右ひじを打撲してます。

 個人的な話で申し訳ないですが、私、すっころんで左ひじを脱臼したことがあるんですね。で、昨年から合気道を始めたのですが、左手のみを使う”前回り受け身”がすごい苦手なんですよ。なぜなら、怖いから。怖くないと思っててもやっぱり怖いんですよ。深層心理ってやつですかね。瞬間、脱臼したことがよぎるんです。

 石川雄洋選手は左打者ですから、右ひじを投手側に向けますね。怖くないつもりでも怖いんじゃないですかね。プロの投手、すっごい球が速いでしょ。想像の話になっちゃいますけど、左打者って右ひじの動きが大事なはず。右ひじに違和感があると力強いスイングってできないんじゃないですかね。だから、内角のストレートが打てないのも、やっぱりそういう理由があるんじゃないかなあと思ってしまうのです。

 なんとかランナーを送るバッティングをしたり、変化球にバットを乗せるバッティングをしようとする石川雄洋選手ですけど、上記のような理由でヒットが打てないということであれば、ある意味、相当重症なんじゃないかなあ。選手生命にかかわるくらい。だって、深層心理は簡単には治らないでしょ。

 試合に出る出ない、活躍するしない、2軍に落とす落とさない。どういう形になるかわかりませんが、いずれにせよ石川雄洋選手の起用は、今季ベイスターズの浮沈にかかってきそうな気がします。なんていっても生え抜き最長在籍野手ですからね。