ヤマヤス待ち問題

8月6日 横浜スタジアム(ホーム)

De6-4中日

勝利投手 須田(3勝3敗0S)

セーブ 三上(2勝3敗1S)

104試合 50勝 51敗 3分 首位と9ゲーム差 3位

 

 前日に”抑えは誰だ?”問題を提示してみましたが、正解は”後倒し”でした。1,2回で4失点をくらった先発・井納投手は粘って6回までイニングをくってくれました。7回は、外国人ワンポイントの加賀投手。8回は、7回とピンチ時限定だった須田投手。9回は、タナケン・三上様のリレーでした。ヤマヤス分をそれぞれが少しずつ負担するという形でしたね。今のブルペン陣を考えれば、そういうことができるんですよ。

 

 9回に関しては投手イコール代打、左の大島、右の荒木という順です。タナケンは大島に当てるため、イニング頭から登板。すでに固め打ちを決めていた荒木には三上様がワンポイントでご登板されました。三上様、上から投げてましたね。横からも上からも投げられる”千手観音投法”のベールをお脱ぎになられました。勝つためならなんでもやるという気持ちが全面に出ていたようです。荒木もちょっと混乱したんじゃないですかね。

 

 サンスポ記事によると、本日登板した須田ァ・タナケン・三上様は「うちのストッパーは康晃です」と断言しています。各コメントが泣かせますよね。いいチームだなあ。加賀投手のコメントも見たかったですけど。

 

 ヤマヤスはツーシームが落ちるかどうかにかかっていると思います。前日の試合ではストレートはよかったですが、ツーシームがうまく落ちなかった。ストレートとスライダーしか使えない状況になって、平田には初球のスライダーを狙われましたね。阪神戦ではゴメスにストレートをバットを折られつつ、センター前に持っていかれていました。ストレートとカーブやスライダーはあくまでツーシームの見せ球なのだと思います。全てはあの速いツーシームがあってこそ。ヤマヤスがストッパーとして復活するためには、ツーシームを絶対的なものにするほかにないのだと思います。

 

 監督だけではなく、ブルペン陣の皆が「ヤマヤスがストッパーだ」って言ってるんですものね。もうしょうがないですよ。ファンとしては、その雄姿を待つしかないのです。ツーシームに願いを託すしかないのですよ。もしダメだったとしても、最高のリリーバーたちが最高のカバーをしてくれますよ。

 

 改めて、今年はいいチームですね。ベイスターズとしては、98年に匹敵するほどのいいチームなのではないでしょうか。