7月30日 マツダスタジアム(ビジター)
De7-5広島
勝利投手 井納(6勝8敗0S)
セーブ 山崎康(2勝2敗24S)
本塁打(Deのみ)梶谷 8号(5回表ソロ) 、筒香 32号(5回表ソロ) 、梶谷 9号(7回表2ラン)
97試合 48勝 47敗 3分 首位と9ゲーム差 3位
本日の試合を取ったのは大きいですね。7月の大きな山場、ビジター広島戦を勝ち越し、貯金1を勝ち取ることができました。
先発は井納投手。ピンチの場面をいくつか作ってしまいましたが、要所を抑えてくれました。井納投手って、以前はランナーがいようがいまいが、テンポよく投げるピッチングをしていました。最近はランナーを背負うと、間合いを長くとるようになりましたね。本日は6回1失点でまとめてくれました。まずまずでしたね。
打線は4回の先制3得点が大きかったです。3番梶谷選手、4番筒香選手が四球でノーアウトランナー1,2塁。ここで5番ロペス選手がタイムリーツーベース。6番倉本選手もタイムリーで続いて、ノーアウトランナー1,3塁です。7番エリアン選手は当たりのよい1塁ゴロでしたが、ロペス選手がランダウンプレイにしてくれたおかげで、1アウトランナー2,3塁にしてくれます。そこで戸柱選手がスクイズを決め、貴重な3点目をもぎとります。
きれいな得点のとりかたでしたね。日本一熱い打者・筒香選手を軸に据えた打順を並べることができたからこそ、本日の勝利に結びつけることができたのだと思います。2番、7番以外はしばらく代えることがないでしょうね。
17盗塁(リーグ3位)の3番梶谷選手が揺さぶりをかけながら4番筒香選手を迎えます。筒香選手が四球となったとしても本塁打20本(リーグ4位)の5番ロペス選手が控えます。その次にも打率.328(リーグ3位)の6番倉本選手が待ち構えています。なんと美しい配列を施した打順なのでしょうか。相手投手は怖いでしょうね。気を抜くことができません。(記録は7月30日現在)
特にここ数日、梶谷選手とロペス選手がほっかほかです。
梶谷選手はグラスラの前日に続き、本日は左中間、右中間へと2本の本塁打。どちらもボールを拾い上げるようにスタンドへ運んでくれました。これは、伝説ともいわれている2013年夏を思い出してくれたのではないでしょうか。高木豊さんから「ボールの軌道に合わせるのがレベルスイングだ」という名言を授かってからブレイクした梶谷選手。今のスイングを決して忘れないでほしいです。
ロペス選手は真ん中から外側高めの球を得意としています。内角はカットすることが多いですね。しかし、本日は内角のツーシーム気味シュートボールをレフト線2ベースにしてくれました。アウトコース低めのスライダーもうまく見極められるようになってきているように思えます。ロペス選手はバッティングのスタイルを持っているので、このまま変えずに一つ一つ、弱点を消していってほしいです。
2人の活躍は今後のベイスターズの浮沈を占います。相手投手もプロですので、全ての打席をヒットにするのは難しいと思いますが、自分の形を崩さないよう、頑張ってもらいたいですね。