首位広島相手にベイスターズが大勝問題

7月29日 マツダスタジアム(ビジター)

De19-3広島

勝利投手 石田(7勝3敗0S)

本塁打(Deのみ)筒香 30号(1回表3ラン) 、ロペス 20号(3回表2ラン) 、筒香 31号(4回表3ラン) 、桑原 7号(5回表3ラン) 、梶谷 7号(6回表満塁)

96試合 47勝 47敗 3分 首位と10ゲーム差 3位

 言うことがないですよ。問題がなさすぎて。こういう日は思いっきり勝利に浸るのがファンの醍醐味ですね。

 先発は石田。内角を効果的に使って7回106球2失点という内容でした。後半はストレートにスピードが出ず。スタミナ面は来季以降の課題ですね。しかし、大量点を勝ち取っているにもかかわらず、気を抜かず丁寧に投げてくれたという印象です。中継ぎは中5日のタナケン、熊原投手の代わりに本日1軍登録された長田投手でした。2人は調整登板ですね。長田投手の1失点はちょっと気になりますね。

 打線は大爆発でした。打順は今の方がいいかもしれませんね。エリアン選手は調子をやや落とし気味だったので7番、代わりに石川選手が2番に入りました。エリアン選手は勝負強いので、セリーグ打率3位(7月30日現在)に入っている倉本選手の後ろに入ってもらう方がよいかと思います。2番に入った石川選手はなにげに2試合連続マルチ安打です。調子のよいときの石川選手に戻りつつありますね。内角の対処、粘り強さが出てくると、さらに打線がつながっていくでしょう。

 筒香選手の3ラン2本6打点が目立ちますが、前後の梶谷選手、ロペス選手も4打点で、どちらもホームランをかっとばしてくれました。梶谷選手のグラスラは飛んだ方向がよかったです。ライト方向への強い打球を久しぶりに見たような気がします。梶谷選手が調子のよいときって、ボールを下から拾い上げる打ち方をしますね。ややアッパー気味というか。あの打ち方を忘れないようにしてくれれば、打率も上がってくるんじゃないでしょうか。なんで伝説ともいわれている2013年夏のときの打ち方を忘れちゃうんですかね。

 あと、倉本選手は6打数5安打です。なにげに14試合連続安打じゃないですか。振り子打法にした今年はひっそりとブレイクしてますね。内外角全ての球をきれいにさばきますね。これは元振り子打者・坪井コーチの尽力のおかげなのでしょう。。

 ほかにも戸柱選手の固め打ち、プルヒッター白崎選手の泳ぎながらのヒットなど打線に関しては、見たかったものをたくさん見せていただきました。

 大敗の後の大勝です。大敗したのがカード最終戦だったのがよかったですね。選手たちも切り替えやすかったのではないでしょうか。

 さて、カード初戦を大勝するということはどういう効果が生まれるのでしょうね。相手チームが引きずってくれるのかどうか。ベイスターズは次の試合にどういった面持ちで臨んでくれるのかどうか。

 特に、今回は首位の広島戦ということで大事なカードです。初戦をとったというのは大きいのですが、できれば勝ち越したい。ベイスターズの次の先発は井納・今永。広島は黒田・岡田が予想されます。2試合連続の大勝は考えにくい。投手戦になるんですかね。どうなるんでしょうか。調子を落としている井納・今永がどういうピッチングしてくれるのかという点でも楽しみです。ポイントは立ち上がりと中盤をどうやってしのぐかですね、