今永昇太の経験不足問題

7月24日 横浜スタジアム(ホーム)

De6-4巨人

敗戦投手 今永(5勝6敗0S)

本塁打(Deのみ) ロペス 18号(2回裏ソロ)

93試合 44勝 46敗 3分 首位と11.5ゲーム差 3位

 観戦してきましたが、負けてしまいました。2軍で調整してきた今永投手が約1か月ぶりの先発。本日の試合は4回の6失点が全てです。ちょうど相手打線が一巡したところでした。ストレートを打たれたのは、アウトコースのボールを1塁線ぎりぎりにライナー性2塁打を放った坂本、外したボールが中に入ったのをスタンドまで運んだ”浜スタ”大好きギャレット、ほぼストレートで押しまくったのタイミングを合わせて2塁打にしたマイコラス。この3人でした。ほかは全員変化球を打たれてますね。

 一塁側の内野立ち見から見ていたのですが、巨人打線は変化球を狙っていたかのようなバッティングでしたね。阿部の当たりはちょっと詰まってましたが、他はタイミングばっちりでした。低めのボールも拾われていたので、巨人ベンチが攻略法をつかんでいたように見えました。今永投手の変化球にどこか欠陥があったんですかね。どこか狙いやすかったのですかね。

 今永投手の談話では「納得のいくボールをいくら投げてもコース、高さを両方間違えてしまっては打たれてしまうことがわかりました」とのこと。連打されてしまうのは仕方ないにしろ、態勢を整えることができれば、ギャレ、小林、マイコラスは抑えられたのではないかな。結果論ですけど、若さが出てしまったのかなという印象です。

 今日の今永投手のストレートは145くらいは出ていて、悪くなかったように見えました。でも、連打を浴びても同じリズムで投げてましたからね。相手打者のタイミングを外したり、間合いを取ってみるとか、マウンドさばきの工夫があると、もうちょい、抑えられたのかなと思いました。まだルーキーですし、現役生活は長いのですから、今回の失点を糧にしてもらって、今永投手には次回の登板で頑張ってもらいましょう。今日はこれだけ。