桑原将志がレギュラーを取っちゃうよ問題

6月25日 横浜スタジアム(ホーム)

De7-6巨人

勝利投手 ザガースキー(1勝0敗0S)

71試合 33勝 36敗 3分 首位と8ゲーム差 2位

 試合を見れなかったのが残念です。

 交流戦では、中継ぎが崩れたまま、追いつけずに負けてしまったパターンの試合展開。ですが、今日はザガースキーが粘りの投球を見せてくれたようです。宮崎から続く下位打線も素晴らしいですね。これまで打てなかったマシソンから逆転することができました。98年のマシンガン打線を彷彿とさせるつながりをみせてくれています。

 98年のマシンガン打線は、個々の選手の能力もそうですが、一回勢いづくと止まらない、2人の選手が私としては印象深かったです。その選手とは波留敏夫佐伯貴弘。2人が打つと気勢が上がる。チームの中でも”お祭り男”的な立場でした。優勝するにはこういった選手の存在が欠かせないように思えます。

 今のベイスターズでいうと、この2人のような”お祭り男”はエリアンと桑原のように思えます。エリアンは連打で勢いづいているときに必ずヒットでつないでくれる印象があります。長打がなくても、こういうバッターが7番に座ってくれると、下位打線からの攻撃だったとしても、期待が持てます。

 それと桑原。連日、すさまじい成績を残してくれています。

24日 5打数3安打6打点1本塁打3得点

25日 4打数3安打1打点1四球1得点

「申し分ない成績」ってこういうことを言うんですね。本当に申し分がないし、申し分を顕微鏡で探してみても、申し分が一滴も見つからないくらい申し分がないです。

 あと、この選手。顔がいいですよね。これほど、ガッツが顔に出ている選手って、横浜では波留敏夫以来ではないかと思います。こういう顔の選手が活躍すると、「やるぞ」っていう気持ちになるのではないでしょうか。この2日で多数の選手がマルチヒットを記録しています。

 桑原ってこのままレギュラーの座を射止めてしまうんですかね。ベイスターズの3番4番は梶谷筒香と左打者が続くので、1番2番のどちらかにちょうど右打者がほしいところでした。

 ロペス、乙坂と負傷が続いたので、今のベイスターズ

 1桑原2石川3梶谷4筒香5宮崎6倉本7エリアン8捕手

 という打順以外に組みようがないんです。梶谷は3番に落ち着いてから当たりが出始めているし、5番6番の2人は筒香の後ろの打者として外せない。2番石川の粘れてつなぐバッティングも外せないし。というか、今、セカンドは彼しかいない。仕方なく組んだ打順が、ここまでハマってくれるとは…因果というか、なんというか。うれしい限り。

 このままいくと、桑原という名の波留的選手がレギュラーを勝ち取っちゃいますよ。いいんですか?乙坂選手、関根選手。

 今後も、桑原選手の活躍を祈りつつ、乙坂関根の2人が奮起してくれることも期待したいです。