梶谷の2ストライク後に走っちゃう病問題

6月14日

De0-4日ハム

敗戦投手 モスコーソ(4勝5敗0S)

64試合 31勝 31敗 3分 首位と3ゲーム差 2位

 今日は完全に有原にやられてしまいました。西武の菊池雄星高橋光成ソフトバンクのサファテなど、ストレートに威力のある投手に弱いですね。ベイスターズは。

 モスコーソは2回と3回以外は完璧なピッチングだったのですが、レアードに2ベースを打たれた後、急に荒れてしまいました。前日のインタビューで「スシは握らせないよ」と言っていたので、相当意識していたのではないでしょうか。投手はやはりメンタル面に左右されるのですね。

 唯一、チャンスと言えたのは1回2回と9回。2回は戸柱がライトへヒット性の当たりを見せたのですが、日ハム・谷口の素晴らしいポジショニングにやられてしまいました。9回は4点のビハインドなので、ちょっと難しかったですね。

 問題は初回です。

 1番梶谷がレフト前にヒットで出塁するも、2番石川ノーボールツーストライクの場面で盗塁死。石川ショートライナー、3番乙坂セカンドゴロでサクッと抑えられてしまいました。

 それにしても。ここ最近、梶谷の2ストライク後の盗塁が多すぎませんかね。真ん中高めに外されてたので、見破られてたのではないでしょうか。初球、2球目は相手投手も警戒するので走れないのでしょう。

 焦点を石川に合わせてみます。石川は初球、バントエンドランでファール。2球目は打ち気を見せるも見逃しで2ストライク。3球目のボール球は見逃してましたね。

 ラミレス監督は初回、バントをさせないことが多いですが、今回はパリーグ防御率2位の有原だったので、セーフティ気味のバントなどもう少し確実性のある方策を立ててほしかったです。2番打者としての石川は、思いのほか器用です。この間、詳細は忘れましたが、ノーアウト1,2塁、ツーストライクの場面で、石川はわざとボテボテのセカンドゴロを打って、1アウト1,3塁にしていました。当たりがよいとゲッツーになってしまうので、ボテボテというのがポイントです。

 あと、個人的にですが。梶谷は打撃の調子があがってきているようなので、1番より3番を打ってほしいです。ラミレス監督は筒香に自由に打たせるよう、盗塁できる梶谷との打順を離したようですが、走るかもしれない梶谷と主砲の筒香という2つの重荷を相手バッテリーに背負わせた方が、プレッシャーをかけさせることができるのではないかと思うのです。

 ただ、この案も5番にロペスがいてこそなのですが。